年少の頃から1学年上の通信教材を続けています。結論から言うと、幼児コースについては先取り学習をして良かったです。幼児コースの先取り学習を2年間やってみての感想と注意すべき点について書いています。
実学年と先取り学年
娘は年少の時にZ会を始めました。誕生月が早いこともあり、実年齢のコースにするか1学年上のコースにするか迷い比較した結果、実年齢のコースだと簡単すぎて娘の興味が薄かったので、1学年上のコースを受講することにしました。
具体的には以下です。
- 年少時:年中コース
- 年中時:年長コース
幼児コース先取り学習のデメリット
Z会のウェブサイトでも先取り学習についての質問が載っていて、そこには発達段階に応じた「その時期にしかできない体験教材」があるため、実学年の受講をおすすめしていると書いてありました。
実際2年間先取り学習をやってみて、「その時期にしかできない体験教材」かどうかは誕生月にもよるのではないかなと思いました。
Z会は体験にも力を入れていて、毎月いろいろな工作や料理などの体験課題が出ます。それが実学年の子ならできることを載せてくれているのですが、4〜7月くらいの誕生月の子だと物足りない子もいるのではないかなと言うのが正直な感想です。
個性にもよりますが、娘の場合は先取りでもワークも体験も全く問題ありませんでしたし、むしろ興味の幅が広がったと感じています。
実際先取り学習をしてみての感想・ポイント
幼児コースに関しては計算や難しい文章題があるわけではないので、1学年上を受講することで困ることは特にありませんでした。
ただし、ひらがな・時計のワークや、実学年のコースより若干考え方の難易度が上がる問題があります。これらが苦手意識につながってやる気がなくなるなら、実学年の教材の方が良いですし、逆に興味が持てる子なら先取り学習は刺激になって良いのではないかなと思います。
先取り学習で特にポイントになると感じた学習についてご紹介します。
年中コース
ひらがな
年中コースではひらがなのワークが毎月届きます。
年少の子だとひらがなをかける子も増えてくるので、先取りでひらがなを学習するのはむしろメリットがあるのではないかと思います。
全く興味がない子は、ワークだけ取っておいて興味が出た時に学習するのでも良いかもしれませんね。
年長コース
ひらがな
年中コースに引き続き、ひらがなワークがあります。
年中の子だとひらがなが書ける子が多いので、このワークについては特に問題ないと思います。まだ書けなくても、徐々に練習していけるのでこの点については心配しなくて良いかと思います。
時計
さらに年長コースでは時計ワークも加わります。娘は「分」の読みで若干つまづいていました。付録で「分」の表示もある時計がもらえるので助かりました!
いまだに「分」の読み方に対する苦手意識はあるものの、実際の生活の中でも年中くらいになると時間を意識して動くことも出てくるので、そこまで先取りと言うほどではないかなと思います。
難易度が高めの問題
1番のポイントだと思うのが、実学年より難易度が高めに感じる問題が出てくることです。
例えば、「たぬき」と「きつね」では「たぬき」が重たく、「きつね」と「うさぎ」では「きつね」の方が重い時、一番重いのは誰か?といったような問題です。
自分で理解できたり、少し説明すれば理解できる子なら、迷わず先取りでOKだと思います!ただ、この辺りは個人差がありそうなので、つまづく子もいるかもしれないなと思いました。このあたりでつまづきそうであれば、実学年のものでしっかりと基礎を身につけるのも良いのかなと思います。
まとめ
小学校への導入にもなるので、個人的には先取り学習をしてきて良かったなと思います。ただ、個性もありますし、無理に難しいことをさせて嫌になってしまっては元も子もないので、内容を確認して実学年と先取りとどちらが子供に合っているかを確認したいですね!
その他Z会やスマイルゼミについて書いた記事は以下にまとめています。
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