ニューヨークへの赴任に際して賃貸の候補物件を見ていましたが、日本に比べてとても高いことに驚きました。それ以上に驚いたのが、賃貸料を払う能力があることを証明するために、年収や預金残高の証明書を提示しなくてはいけない点です。今回は銀行の残高証明書について書きます。
ニューヨークの賃貸
アメリカに赴任する際、地域によって家の賃貸料が月60〜80万円することもあります。
会社の補助で借りるので大丈夫と思っていましたが、支払い能力があることを証明するために、例えばニューヨークでは賃貸をするのに「40〜50倍の年収」が必要なんです。間をとって70万円の45倍だとして3,150万円です。流石に一般サラリーマンには厳しい額ですよね。
そのため、必要となるのが銀行の残高証明書です。英文のものを用意しましょう。
残高証明書の発行手続き
銀行によって多少手続きは異なりますが、概ね同じような手続きで発行することができます。
持ち物
- 通帳など口座を確認できるもの
- 届印
- 本人確認書類
- 手数料
申請
窓口で必要書類に記入して申請しますが、銀行によってはオンラインで申請が可能なところもあります。
申請時に英文での記載を選択すると英文の残高証明書を出してもらえるところが多いので、できるだけ英文のものを申請するようにしましょう。
受け取り
口座がある支店やその周辺の支店の場合即日発行してもらえることもありますが、基本的には手続き後1週間〜10日ほどで郵便などで自宅に届けてもらえます。
賃貸する物件によっては有効期限が規定されている場合もあるので、郵送で送られて来るまでの日数を考慮しながらなるべく出国日が近づいてきてから申請するのが良いと思います。
海外赴任の帯同に向けて必要な手続きや準備についてまとめています。
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