【トリニティ教会】ウォール・ストリート近くにあるニューヨーク最古の教会

ウォール・ストリート近くにあるトリニティ教会は、ニューヨーク最古の教会です。落ち着いた雰囲気ながら美しいステンドグラスや、ニューヨークの歴史に欠かせない有名な方々が眠る墓地など、見応えがあります。

Trinity Church（トリニティ教会）

マンハッタンのブロードウェイとウォール・ストリート（ウォール街）が交差する場所に位置するトリニティ教会は、1698年に造られたニューヨーク最古の教会です。災害などで改築を繰り返し、現在が3代目の建物となっています。

2004年に制作されたニコラス・ケイジ主演のナショナル・トレジャーという映画で、伝説の秘宝の隠し場所としてこのトリニティ教会が使われました。

教会の内部

トリニティ教会の外観は、セントパトリック大聖堂など外観が豪華な教会が多いニューヨークの教会の中では素朴な印象を受けますが、ゴシック様式とステンドグラスが荘厳で美しいデザインです。

中に入るのは無料ですが、空港のような手荷物検査を受けます。

教会の内部は比較的コンパクトですが、美しいステンドグラスが一際目を引いていました。

教会に隣接して墓地があります。教会から出てすぐにあるトリニティ・チャーチヤードには、アメリカ合衆国建国の父の1人で、連邦中央銀行の設立、アメリカ合衆国造幣局の設置、初のドル硬貨の発行など、アメリカ合衆国に多大な貢献をしたことで知られているアレクサンダー・ハミルトンのお墓があります。

また、世界初の潜水艦を発明したロバート・フルトンなど、他にも著名な方々が多く埋葬されています。

ニューヨークの歴史を感じられるトリニティー教会は、ニューヨーク証券取引所があるウォール・ストリートの近くにあるので、そちらとあわせて行かれてみてはいかがでしょうか。