娘はニューヨークの現地校に通い始めて半月でアフタースクールプログラムに参加し始めました。アフタースクールプログラムとは何か、英語にまだあまり慣れていない中でお友達もいない娘がアフタースクールプログラムに参加して大丈夫だったかなどをご紹介したいと思います。
ニューヨークの現地校(公立小学校)
娘はニューヨークの現地校に通っています。日本の小学校とは違うところも多いですが、あっという間に馴染んでしまいました。
現地校のアフタースクールプログラム
日本では働いている親を持つ子は学童などに入るかと思いますが、アメリカではシッターさんを雇ったり、アフタースクールプログラムに入れたりもします。アフタースクールプログラムは働いているかどうかに関係なく入ることができ、無料のものと有料のものがあります。
プログラムの種類
学校ごとに選択できるプログラムがあり、その中から選択します。娘が通っている学校のアフタースクールでプログラムは、ボードゲームやプログラミングなどの知能系のもの、演劇やアートなどの芸術系のもの、スポーツやダンスなどの運動系のものなど様々あります。
曜日ごとに複数プログラムが用意されているので、習い事のように参加する曜日とプログラムを選び、同じものに毎週参加する形です。
料金
公立小学校は基本全て無料ですが、アフタースクールプログラムは有料のものがほとんどです。日本の小学校の部活動のように学校が無料で運営しているわけではなく、外部の団体が運営しているため料金が発生します。
プログラムにより料金は異なりますが、4ヶ月で450〜750ドルほどです。日本の感覚だと少し高く感じますが、アメリカの一般的な習い事と比べると比較的リーズナブルです。
無料のプログラムもありますが、しっかりとプログラムが組まれているところとあまり何もしてくれないところもあるようなので事前の確認が必須です。また無料のプログラムは人気でキャンセル待ちということもあります。
他にも、外部の習い事に連れて行ってくれるアフタースクールプログラムがあるところもありますが、そちらについては習い事の料金+送迎料になるのでさらに高額になります。
時間
アメリカの学校では親が送り迎えをします。そのため2時半〜3時くらいに学校にお迎えに行くことになるのですが、アフタースクールプログラムに参加する場合はその時間帯のお迎えは必要なく、そのままプログラムの活動場所に移動します。
時間は運営団体により多少異なりますが、1.5〜2.5時間ほどです。運営団体によって、その間ずっと活動しているものもあれば、半分は活動半分は自由時間というところもあります。
メリット・デメリット
アフタースクールプログラムに参加するメリットとしては以下が挙げられます。
- 英語での活動時間が増える
- クラスや学年を超えたお友達ができる
- 親のお迎え時間が遅くなる
- 習い事のように送迎がいらない
- 一般的な習い事よりリーズナブル
また、デメリットとしては以下のことが挙げられます。
- 日本の習い事に比べると高い
- 習い事に比べると質は低下する傾向にある
何を目的とするかですが、何かを習得したいのであれば習い事がベストだと思います。ゆるく楽しみながら何かを習いたい子、クラス以外のお友達を作りたい子、英語での活動時間を増やしたい子、兄弟との送り迎えなどの調整が難しい子などの場合には、アフタースクールプログラムはありがたい存在です。
娘とアフタースクールプログラム
娘は週に1つの習い事と2つのアフタースクールプログラムをしています。本当は習い事を多めにしたいのですが、送迎に下の子を連れ回すのが大変なこともあり、2つはアフタースクールプログラムにしています。やはり習い事としての内容は少し緩い感じではありますが、英語の練習にもなるので良いかなと思っています。
娘の場合まだ英語が十分には話せないので、がっつり英語での説明ばかりの知能系のものは除外して運動系のものの中から本人が興味を持ったものにしています。そして事前にまだ日本から来たばかりである旨は伝えておきました。
初めは約2時間もあるアフタースクール中、友達もいなくて英語もよくわからないで大丈夫かなと心配していましたが、全く問題ありませんでした。アフタースクールを通して学年やクラスを超えた友達や知り合いもできたようで、学校生活の中でもすれ違って声をかけられることもあるそうです。娘はシャイなのですが、積極的な子たちのおかげで楽しくアフタースクールプログラムも楽しめていてありがたい限りです。
通常はアフタースクール中の待ち時間にも何かしらのアクティビティが用意されていて、工作などをして帰ってくるのですが、時々自由時間が多く暇すぎて帰りたいなという日もあるそうです。最近は念の為色鉛筆やワークなどを持って行っています。
アフタースクールプログラムには連絡窓口となる担当者がいると思いますので、初めてプログラムに入る場合は、申し込みをする前に事前に内容や詳細について確認しておくと安心です。
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