現在ニューヨーク公共図書館では125周年を記念した特別展示「TREASURES」が開催されています。公共図書館のコレクションの中から特別なアイテムが展示されていて、予約をすれば無料で見ることができます。
New York Public library
グランドセントラル駅から歩いて5分ほどの場所にあるニューヨーク公共図書館は、ボザール様式の美しい図書館です。
エレベーターも完備しているので子供と一緒に行くことも可能です。
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特別展示「TREASURES」
現在125周年を記念して「Polonsky Exhibition of The New York Public Library’s Treasures」という展示会が開かれていて、公共図書館のコレクションの中から特別なアイテムが展示されています。
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事前にウェブサイトから予約します。入り口に予約の機械もあり、そこでも予約可能です。特別展示というとお金がかかりそうですが、無料で見ることができます。
場所は5番街側の入り口から入って正面の部屋です。予約した際のQRコードを見せて入室します。フラッシュなしなら写真も撮ってOKだそうです。
ガラスケースの中に様々なTreasuresが展示されています。
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皆さんもご存知のくまのプーさんは、作者が自身の息子が持っていたテディ・ベアに着想を得て作品を作ったそうです。そのテディ・ベアのプー、ティガー・ピグレット・イーヨー・カンガのもととなったぬいぐるみが展示されていました。
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実物を見られるなんて驚きです!
こちらはアメリカの鳥類研究家・画家のJohn James Audubon(ジョン・ジェームズ・オーデュボン)が描いた「The Birds of America」の原画です。
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The Birds of Americaは、ジョン・ジェームズ・オーデュボンがアメリカを旅しながら様々な種類の鳥を写実的に描いた博物画集です。とても美しい原画ですね。
右端の写真は写真家Gulnara Samoilovaが撮った9.11の写真です。後に彼女はWorld Press Photoで賞を取ったそうです。
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こちらはイギリスの小説家、Virginia Woolf(ヴァージニア・ウルフ)の原稿です。彼女が入水自殺する際に持っていたとされる杖も一緒に展示されていました。
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こちらはMalcolm X(マルコムX)の写真とブリーフケースです。
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マルコムXはアフリカ系アメリカ人のイスラム教徒の牧師で人権活動家です。ここで知るまで彼のことを知らなかったのですが、調べてみると複雑な生い立ちの方で、最後も暗殺されたそうです。
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こちらはドイツの画家・版画家、Albrecht Dürer(アルブレヒト・デューラー)の巨大な版画です。たくさんの紙がつなぎ合わされて1つの絵が完成しています。
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こちらはイギリスの小説家、Charles Dickens(チャールズ・ディケンズ)が執筆の際に使っていたものです。
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チャールズ・ディケンズの書いたクリスマス・キャロルは今でも有名な小説ですね。
こちらは現存するものが少ないCasketと呼ばれる箱です。1810年頃のものですがとても綺麗な状態で残っています。
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19世紀に北ヨーロッパで人気のあったドールハウスです。こちらもとても綺麗な状態で残っていました。
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こちらはブロードウェイミュージカル「In the Heights」のセットの模型です。
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私が10年前にニューヨークに来た時に見たミュージカルの1つがこの「In the Heights」だったのですが、とても精巧に作られていてその時の舞台の記憶が蘇ってきました。
他にも興味深い展示がたくさんありました。
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そして展示もさることながら、この部屋も内装がとても素敵でした。
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美しい内装といえば、同じニューヨーク公共図書館内のRose Main Reading Roomが圧巻で、一見の価値ありです。
TREASURESでは、普段は見られない公共図書館の貴重なコレクションを無料で見ることができます。詳しい方々は「これがあの有名な!」と話していました。あまり詳しくない私でも馴染みのあるものや知っているもの、新しく知れるものがあってとても楽しめました。
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