アメリカといえばワシントンDCの桜が有名ですが、ニューヨークのセントラルパークでも桜が見られるとのことで、先日桜を見に行ってきました。
NYセントラルパークの桜の開花時期
NYには複数の種類の桜があり、時期によって違う種類の桜を楽しむことができます。
地域や天候によっても多少違いますが、セントラルパークでは4月上旬から中旬にかけてはソメイヨシノ(Yoshino Cherry Trees)、5月上旬からはカンザンザクラ(Kwanzan Cherry Trees)を見ることができます。
ソメイヨシノが有名な場所としては、Reservoir(ジャクリーン・ケネディ・オナシス貯水池)、72stあたりにあるCherry Hill(チェリーヒル)やPilgrim Hill(ピルグリムヒル)、シープメドウの北側にあるNell Singer Lilac Walk(ネル・シンガー・ライラック・ウォーク)、ベルヴェデーレ城近くのDelacorte Theater(デラコートシアター)などがあります。
カンザンザクラが有名な場所としては、Reservoir(ジャクリーン・ケネディ・オナシス貯水池)、ソリ滑りで有名なCedar Hillやその近くのGlade Arch、メトロポリタン美術館のすぐ裏手やGreat Lawn(グレートローン)などがあります。
セントラルパークの桜のマップを見れば、詳細な情報が書かれています。
4月上旬のセントラルパークの桜
4月上旬、セントラルパークの桜が咲き始めたと聞いたので行ってきました。
ジャクリーン・ケネディ・オナシス貯水池周辺
ソメイヨシノとカンザンザクラの両方の樹で有名な、ジャクリーン・ケネディ・オナシス貯水池のイーストサイドをメインに見てきました。
ジャクリーン・ケネディ・オナシス貯水池はセントラルパーク内にある巨大な池で、周りにはプレイグランドやランニングコース、スポーツ施設などが充実していて、お散歩にもぴったりです。
こちらが池のイーストサイドの桜並木です。これくらいの桜が写真とは反対側にも広がり、想像以上に多くの桜の木がありました。
マンハッタンのビルと桜のコラボレーションが不思議な感じです。
こちらは中でも一番多くの人が見ていた樹です。大きな撮影機材を持ってきて写真を撮っている方もいらっしゃいました。
日本と変わらない綺麗な桜を見ることができるのは嬉しいですね。
特に下の子はまだ日本にいた時の桜も覚えていないので、ニューヨークにいながら桜を見せてあげられるのはありがたいなと思います。
ジャクリーン・ケネディ・オナシス貯水池周りは、4月上旬時点で満開に近い状況でしたが、樹によってはまだつぼみのものもありました。ソメイヨシノよりピンクの色が濃いつぼみだったので、おそらくカンザンザクラなのでしょうね。こちらが咲いた頃にまた見に行ってみたいと思います。
Great Lawn周辺
ジャクリーン・ケネディ・オナシス貯水池の南側にあるグレートローン。こちらもカンザンザクラやソメイヨシノが多く咲く場所です。
まだ多くはないものの、一部咲いている桜を見ることができました。
今回メインで見たのは上記の2か所でしたが、ジャクリーン・ケネディ・オナシス貯水池から南に向かって散歩をしていると、至る所で桜の花を見ることができました。ニューヨークでこれだけ多くの桜を見られる機会があるとは思っていなかったので感動しました。
冬から春になってきて、セントラルパーク内では徐々に花が咲き始めています。まだ寒さの残る4月上旬はスイセンが多く咲いていました。
スイセンは春に咲く花の中でも早く咲き始める花で、冬の終わりを告げる花だそうです。
ちょうどスマイルゼミの国語で、春の訪れを書いた「すいせんのラッパ」というお話を読んだばかりだったので、実際の季節とリンクすることができて子供にも良い経験になりました。
大都会にいながら自然に触れる機会が多いのは、ニューヨークに住むメリットの1つですね!
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