【イントレピッド】臨場感のあるシミュレーター・4Dシアター

ニューヨーク

本物の航空母艦が博物館になっているイントレピッド海上航空宇宙博物館。展示も充実している博物館ですが、臨場感あふれるシミュレーターや4Dシアターも面白いものになっています。

イントレピッド海上航空宇宙博物館(Intrepid Sea, Air & Space Museum)

イントレピッド海上航空宇宙博物館は、ニューヨーク・マンハッタンのウエストサイドにある博物館です。第二次世界大戦中に日本との戦争にも使われたアメリカの航空母艦「イントレピッド」が博物館になっています。

イントレピッドは第二次世界大戦の太平洋戦争や冷戦時代のベトナム戦争に参加しただけでなく、マーキュリー計画やジェミニ計画で宇宙船の回収母艦も務めました。そのため、戦争や航空機・空母に関する展示はもちろん、宇宙計画に関する展示も多数あります。

イントレピッドの展示に関してはこちらに書いています。

展示の他にも宇宙、航空機、空母に関するシミュレーターや4Dシアターなどがあります。今回はこれらのアトラクションについて紹介したいと思います。

イントレピッド海上航空宇宙博物館のアトラクション

4D EXPERIENCE (Stories of Intrepid)

身長制限:40インチ(約100センチ)以上

イントレピッドの歴史や構造についての映像を4Dシアターで見るアトラクションです。イントレピッドの乗組員だった方々の話をもとに作られており、イントレピッドから離陸した戦闘機に乗っているような目線でたくさんの弾が飛んでくる映像など、臨場感がすごかったです。

また、決して広くはない航空母艦から離陸・着陸する方法など、子供にとっても良い教材になると思います。私自身も知らなかった方法で離着陸をしていて大変興味深かったです。

G-Force Encounter

身長制限:大人同伴の場合42インチ(約105センチ)以上、子供だけの場合48インチ(約120センチ)以上

2人乗りのコックピットに乗って、操縦桿で360度自由に動く超音速のジェット機を操作することができるシミュレーターです。アトラクションに乗る前に、操作の方法を練習してから乗ります。

外にモニターがあり、乗っている方の表情を見られるようになっていました。

NEW 3D FILM AIRCRAFT CARRIER: GUARDIAN OF THE SEAS

現代の海軍航空についての 3Dフィルムです。日本人にとっては馴染みが少ない空母ですが、自衛隊も参加している環太平洋合同演習「リムパック」は有名ではないでしょうか。

このアトラクションはアメリカ海軍の協力を得て映像を作っており、リムパック中の空母やF-35のコックピットに乗っているような体験をすることができます。

NEW 3D FILM JOURNEY TO SPACE

VRのゴーグルをつけて、宇宙開発の歴史や未来をまるで自分が宇宙で体験しているかのような目線で見られるアトラクションです。

実際にスペースシャトルに乗って月や火星に降り立つ体験をすることができます。左右を見回すと本当にそこにいるかのような映像が映るので、アトラクションが周りから見える場所であることも忘れて上下左右キョロキョロしてしまいました。

映像は作られたものなのでリアルさに欠ける部分はありましたが、実際に宇宙にいるかのような体験はとても面白かったです。子供も宇宙に興味を持つきっかけになるのではないでしょうか。

その他(冬季休止)

また冬季はアトラクションが休止していますが、「Screaming Eagles」という海軍の戦闘機を操縦するバーチャル体験ミッションや、「Transporter」という海軍の航空機で垂直旋回や高性能ターン、マニューバなどを体験できるアトラクションもあります。

まとめ

イントレピッド海上航空宇宙博物館は、戦争や航空機・空母、宇宙計画などに関する幅広い展示があり、とても興味深い博物館です。実際の航空母艦やスペースシャトル、潜水艦などもみられるので子供たちの良い経験にもなります。

展示を見るだけでも十分に面白いのですが、アトラクションを体験すると航空母艦、戦闘機、宇宙開発ついてより深く知ることができると思います。子供でも乗れるアトラクションが多いので、親子で楽しめます。

その場でもチケットを購入することができますが、オンライン予約時に事前に購入した方が少し割引になっていてお得でした。

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