ニューヨーク公共図書館は建築や内装の美しさが有名な図書館ですが、その中でも特に有名なRose Main Reading Roomは圧巻の美しさです。今回Rose Main Reading Roomを見ることができるツアーに参加してきたのでご紹介いたします。
New York Public Library(ニューヨーク公共図書館)
グランドセントラル駅から歩いて5分ほどの場所にあるニューヨーク公共図書館は、ボザール様式の美しい図書館です。
内部の装飾がとても素敵なので、ニューヨークに来られたらぜひ立ち寄ってみていただきたい場所です。エレベーターも完備されているので子供と一緒に行くことも可能です。
Rose Main Reading Room(ローズ・メイン・リーディングルーム)
ニューヨーク公共図書館(NYPL)の中でも特に有名なのが、3rd floorにあるローズ・メイン・リーディングルームです。Reading Roomという名前の通り、読書や調べ物を行う部屋です。2016年秋に天井の修復が終わり、さらに美しく生まれ変わりました。
世界的に有名なライターやジャーナリスト、歴史家、ピューリツァー賞の受章者なども利用してきた部屋だそうです。
ローズ・メイン・リーディングルームの内部を見る方法
この有名な部屋の内部を見たいと思っていたのですが、ちょっと中を見たいので入るということはできません。入り口にスタッフの方がいて、家族連れや旅行者など明らかに利用者でない方は入ることができなくなっています。
内部を見るには、図書館の「Rose Main Reading Room Tour」というツアーに参加します。15分の短いツアーで、月〜土曜の10時半と13時半の2回行われています。ツアー開始の30分前から予約可能で、先着25人が参加できますが、平日でもギリギリの時間だと予約が埋まってしまうということがあります。
Rose Main Reading Room Tour(ローズ・メイン・リーディングルーム・ツアー)
ローズ・メイン・リーディングルームの内部を見たく、Rose Main Reading Room Tourに参加してきました。
事前に3rd floorにあるリーディングルーム前の受付で予約を取ります。時間ギリギリだと定員が埋まっている可能性もあるので、少し早めに行くと良いと思います。
時間に集合してリーディングルームについての説明を聞きます。説明が終わるといざ部屋の中へ。
入口からチラッと見えていたこちらが部屋かと思っていましたが、ここは前室のようなところでした。
前室を通ってさらに奥に行ったところにリーディングルームがあります。
内部はとても広く圧巻の美しさです。こんなところで読書ができるなんて憧れます!
この広い部屋が左右対になっていて、さらに倍の広さ広がっています。
整然と並んだ本は2016年の改修の際に全て並べ直されたそうです。図書館の他の場所もそうですが、壁・柱・窓・手すり、シャンデリア・机・椅子に至るまで、本当に素敵でため息が出るような美しさです。
天井の装飾もとても素晴らしいです。内部のツアーは5分ほどこの場所から内部を見るのですが、時間が足りないくらい色々な見所がありました。
改装された際の様子も動画で見ることができます。
ローズ・メイン・リーディングルーム、また見たいと思える圧巻の空間でした!
今回のツアーは15分のものでしたが、図書館の中を1時間かけて見て回る「Stephen A. Schwarzman Building Tours」というツアーもあります。こちらは月曜から土曜の11時と14時の1日2回開催されていて、先着15名が参加できます。英語のツアーで十分に理解できるか自信がありませんが、機会があればこちらも参加してみたいなと思います。5番街側の入り口近くのデスクで予約できます。
追記:Stephen A. Schwarzman Building Tours(スティーブン・A・シュワルツマン・ビル・ツアー)に参加してきました。英語も聞きやすく、裏話や歴史などを聞いたり普段入れない部屋に入れたりと、あっという間の1時間でした。
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