【マクドナルドハウス】病気の子供を持つご家族を支える施設に私たちができるサポート

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病気で入院している子供がいる家族のための宿泊施設として運営されている「ドナルド・マクドナルド・ハウス」。精神的・肉体的・経済的負担を軽減するための施設ですが、その運営は寄付やボランティアによって成り立っています。私たちにできるサポートもあるのでご紹介します。

ドナルド・マクドナルド・ハウス

ドナルド・マクドナルド・ハウスは家から遠く離れた病院に入院している子供とその家族のための施設で、1974年にアメリカのフィラデルフィアで誕生しました。

子供が病気になって自宅から遠い場所にある病院に入院した場合、病気の子供のことで精神的に厳しいのはもちろんのこと、付き添いで簡易ベッドやソファーで寝たり毎食コンビニ弁当だったりと肉体的にも厳しいものとなります。

ドナルド・マクドナルド・ハウスは、そのようなご家族をサポートするための施設です。我が家のようにくつろげる第二の家をコンセプトに、自宅のように過ごせる空間を1日1人1,210円(宿泊費1,000円、リネン使用料210円)という低価格で提供されています。シェアハウスとホテルの間のような施設で、個々のベッドルームがあり、その他共用のキッチン・ダイニング・リビング・ランドリーが完備されています。

東京大学医学部附属病院の近くにもハウスがあり施設内を見学させていただいたことがあるのですが、ハウス内は綺麗で清潔に保たれていました。

一時外泊した子と家族が一緒に泊まれるようにベッドルームにタンカーが通れるような広い道が確保されていたり、

出典:https://www.dmhcj.or.jp

一時外泊した子供や弟妹が一緒に泊まるときに遊べるようにキッズスペースにおもちゃが備わっていたりと、家族が快適に過ごせるように配慮されているのが印象的でした。

出典:https://www.dmhcj.or.jp

また、キッチンも想像していたようなコンパクトなものではなく使いやすい大きなキッチンが3台もあり、冷蔵庫やレンジなどの設備、食器や調理器具などの備品も豊富に揃っていました。

出典:https://www.dmhcj.or.jp

普段に近い生活を送ることで少しでも看病に専念できる環境を整えてくれる素晴らしい施設ですが、その運営は100%寄付で成り立っています。

私たちができる寄付・ボランティア

見学させていただいた際、子供がいる身として我が子が入院することになったらと考えると胸が詰まる思いでした。看病に専念できるような環境を提供してくれるハウスを維持している寄付やボランティアなど、自分たちにできることもあるのでご紹介します。

寄付

少額からでも寄付をすることができ、10万円以上でドナルド・マクドナルド・ハウスのHP内にあるスポンサーリストに名前が掲載されます。

高額の寄付は企業が多いですが、10〜100万円の寄付には個人の方も多くいらっしゃいます。YouTuberのヒカルさんは1,000万円以上寄付したということでPLATINUMスポンサーとして写真入りで掲載されています。

寄付をすると所得税の控除対象になります。東京都や埼玉県などの都道府県、札幌市や仙台市などの市区町村に居住されている方は住民税の寄附金控除も受けられます。

その他、遺産・相続財産・生命保険での寄付など多様な寄付の方法があります。

募金

寄付は少しハードルが高いという方でも参加しやすいのがマクドナルドの店頭にある募金箱への募金です。

個々の募金が積もって2019年は5,400万円を超える金額が集まっています。

ボランティア

お金を寄付する方法とは別に、ボランティアをすることでサポートすることもできます。

基本的には定期的な活動となりますが、企業や大学などからグループで清掃や食事のボランティアに単発で参加されているところもあります。コンビニ弁当が続いて飽きてしまったり、看病で疲れて食事を作る元気がないときなどに温かい食事を食べられると言うことで喜ばれているようです。

私も3回ボランティアをさせていただいたことがありますが、毎回綺麗なハウス内に感動すると同時にここで過ごすご家族やお子さんのことを思うと本当に感じるものがあります。

子供がいると定期的には難しいかもしれませんが、2週間に1回お昼の数時間だけ活動することもできるようなので、子供が小学生くらいになったら可能かもしれませんね。

物品の寄付

ハウスで使う日常的な備品を寄付することでサポートすることもできます。

各ハウスで必要としているものがWISH LISTとしてリストアップされているので、寄付できるものがあれば問い合わせてみられてください。

できることから少しずつ誰かのサポートになれる活動もしていきたいですね。

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