海外での住居探し、土地勘もなく常識もわからないので不安になりますよね。国や地域によっても異なりますが、ニューヨークを例に現地での住居探しを備忘録を兼ねてまとめています。
マンハッタンの家賃相場については以下に書いています。東京の一等地よりも高い相場に驚きます!
勤務先へのアクセス
まず大切なのが勤務先へのアクセスですよね。徒歩でアクセスできればとても便利ですが、条件の良い物件があるとも限らないので、車・自転車・電車・バスなどいろいろな通勤方法も検討することになると思います。
車で通勤する場合、所要時間と合わせて道路の混雑状況なども事前に把握しておきたいですね。
自転車通勤という方もいらっしゃるかもしれませんが、地域の天候によっては雪などで自転車通勤が難しい場所や治安的に自転車では危険な地域もあるのでその点も考慮が必要です。
電車・バスでの通勤を考えている場合は候補地域からのアクセスを確認しておきましょう。
NYの地下鉄路線図
NYのバス路線図
https://image.newyork.jp/wp-content/uploads/2021/06/Bus-Manhattan-New-York.pdf
子供の学校
住居探しでとても重要になってくるのが子供の学校です。
私立や日本人学校など学区が関係ない学校に通う場合は学校までのアクセスを考えますが、現地校(現地の公立校)に通う場合は住所で通う学校が決まってしまうので注意が必要です。
学校の学区やその学校の学力・雰囲気などを知る方法について、ニューヨークのことを例に以下にまとめています。道路を1本挟むだけで学校の雰囲気がガラリと変わることもあるので、しっかりリサーチしておきたいですね。
現地校でチャレンジしてどうしても馴染めなかった場合には日本人学校に転校する可能性も考えて、スクールバスが通る場所に近いことも併せて条件に入れておくのも良いかもしれません。
さらに下の子がいる場合は、現地校に下の子のPre-K・キンダー(日本の幼稚園相当)があるか、日本人学校の幼稚園へのアクセスが可能かなども確認しておきましょう。
治安・周辺環境
毎日暮らす街なので治安も気になりますよね。特に子供がいる場合、周辺環境はとても重要です。各地域で地元の政府が出している治安マップや犯罪マップなどがあるので参考になります。
ニューヨークの犯罪マップ
治安マップだけでなく、例えばニューヨークであればハーレム・スパニッシュハーレム・プロジェクトと呼ばれる低所得者団地など、1本道路を挟むとガラリと雰囲気が変わる場所もあるので、その辺りも事前にリサーチしておきたいですね。
治安以外にも普段の生活に欠かせないスーパーなどが近くにあるかも重要です。
間取り・賃貸料・契約条件
日本で家を借りる時も間取りや賃料は重要ですが、国や地域によっては子供の数などで間取りの制限がかかる場所もあります。
また、各住居に洗濯機がないところなどもあるので、その点も合わせて確認しておくと良いとおもいます。
他にも、中途解約の可否など日本とは異なる契約条件がある地域もあるので、現地の不動産屋さんに確認してアドバイスをもらいましょう。
賃貸料を払う能力があることを証明するために、年収や預金残高の証明書を提示しなくてはいけないこともあるので、その点も事前に調べて準備しておくと良いと思います。
築年数
ニューヨークでは古い物件が多いため、塗料への鉛の使用が禁止される前に建てられた建物などでの鉛中毒が問題となっています。対策はだいぶされてきているものの、念のため築年数には気をつけたほうが良さそうです。
慣れない土地での住居探し不動産屋さんの力も借りながら良い場所を見つけられると良いですね!
ニューヨークへの赴任時に現地到着後必要な準備について随時まとめています。
海外赴任前に必要な準備や手続きについては以下にまとめています。
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