【海外駐在までの準備】必要な準備「引っ越し準備」(前回からの変更点)

ニューヨーク駐在・英語

海外駐在に際して出国2日前に新型コロナウイルスの影響で延期となって1年以上、とうとう赴任の予定が決まりました。前回海外駐在に際して必要な準備をまとめてきましたが、一度経験したことを踏まえて改善した方が良いことなどを書いていきたいと思います。今回は、海外への引っ越し準備です。

海外赴任に際して必要な準備については以下にまとめています。

一度経験したことを踏まえて

前回の引っ越し準備については以下にまとめています。船便・航空便・手荷物それぞれに適した荷物や送れないもの、引っ越し当日の様子について書いています。

船便搬出後、ほとんどの家財がない状況で10ヶ月生活した時のことを書いています。最初はどうなることかと思いましたが、実際暮らしてみると荷物がほとんどなくても問題なく過ごせることに驚きました。

上記を踏まえて、2回目の引っ越し作業となる今回は以前と異なる点があるのでご紹介します。

前回との大きな違い

スケジュール

搬出から現地到着までに約2ヶ月かかる船便は、出国の約1ヶ月前に搬出するのが一般的でしたが、現在、運送会社によってはコロナの影響で本人たちの出国後に日本から荷物が輸送されるように変わっているところもあります。

確かに前回船便を出した後にコロナで海外赴任が延期になったことで、荷物が10ヶ月も手元に戻ってこないことになりました。他にも我が家のようなことを経験されたご家庭が多かったとのことだったので、運送会社の方の手間なども相当なものだったのだと思います。

さらに、通常2ヶ月ほどで到着する船便が2021年9月現在は4〜5ヶ月ほどかかるそうです。現地到着後半年近く荷物が来ないというのはちょっと困りますが、コロナの状況を考えると致し方ないのかなという印象です。

また航空便も以前より遅く1ヶ月半〜2ヶ月かかるそうです。

荷物

前回荷物がない状況で10ヶ月過ごした経験から、船便で持っていく荷物は以前より少なくて良いと考えています。ただし、航空便と船便の到着が遅くなっていることから、手荷物と航空便は増やしました。

持っていく荷物

荷物は、「赴任先に持っていくもの」と「日本に残しておくもの」に大別されます。

赴任先に持っていくものは「船便」「航空便」「手荷物」の3つに分けられ、日本に残しておくものは実家やトランクルームに置いておくことになります。

船便

到着までの所要日数(東京からNYまで)

55〜64日(ただし、関税でコンテナの抜き打ち検査がある場合にはさらに2週間ほどかかる)
2021年9月現在4〜5ヶ月になっています。

船便で送る荷物

船便は比較的容量が大きい事が多いので、大型の家具やしばらく使用しないものを送ります。また、航空便だと投げられる恐れもあるので、パソコンや食器などの壊れやすいものは船便が良いそうです。

前回はすぐに必要なもの以外をできる限り船便で送りました。その後コロナで赴任が延期になり10ヶ月それらの荷物がない状況で暮らしましたが、ものがなくても意外と問題なく生活できました。2年くらいの赴任期間なら前回ほどの荷物を送る必要はなさそうなので、家電・食器・洋服・靴などを必要最低限にする予定です。

航空便

到着までの所要日数(東京からNYまで)

12〜14日
2021年9月現在1.5〜2ヶ月になっています。

航空便で送る荷物

現地到着後早い時期に必要となるものは航空便で送ります。

我が家の場合、引越し後家が決まるまで半月から1ヶ月ほどサービスアパートメントに滞在予定なので、航空便を受け取れるのは借家に引っ越した後です。そのため、すぐ必要なものはできるだけ手荷物で持っていき、借家に移ってから早めに欲しい物については航空便にする予定です。

もし住む家が決まっている場合は、さらに手荷物のものを航空便で持っていけるので楽ですね。

手荷物

手荷物で持っていく荷物

すぐに使いたいものや貴重品については手荷物が良いようです。ただし、液体類は機内持ち込みに制限があるので預け荷物のほうに入れるようにしましょう。

手荷物の荷物に関しては前回は1〜2週間分の衣類や貴重品と1ヶ月分ほどの日用品などを梱包しましたが、今回は1〜2ヶ月過ごせるだけの量を持っていく予定です。貴重品については、今回は大半を実家に預けていく予定です。

注意点として、処方箋薬は国によって制限されているものがあるため、各国の大使館のホームページ等で確認する必要があります。アメリカの場合、処方箋薬については処方箋のコピーや翻訳を持っていった方が良いようです。

トランクルーム

日本に残しておいて帰国時に使うものは温度管理されたトランクルームに保管します。ただし、水回りの家電は使えなくなる可能性もあるので、もしトランクルームに保管する場合は事前の水抜きなどをしっかりしてからにしましょう。

トランクルームに保管するもの

赴任先に持っていかない家具類やピアノなどをトランクルームに保管する予定です。前回より荷物を厳選するつもりなので、持っていかない洋服や靴もトランクルームに残していこうと思います。

冷蔵庫や洗濯機など水回りの家具はトランクルームで長期間保管すると使えなくリスクもあるとのことでしたが、前回急遽赴任が延期になったことで手元に冷蔵庫や洗濯機がないと大変だということを実感したので、帰ってきて取り急ぎ使える可能性に賭けて消毒や水抜きをしっかりして保管しておくことにしました。

処分

前回不要なものは処分していたので、あまり処分するものはないのですが、帰ってきた時には使わないであろうものや新調する予定のものは思い切ってどんどん処分するのがいいと思います。

引っ越し当日のことは前回のものに書いてあります。

出国直前に全ての荷物を運び出した今回の引っ越しについては以下に書いています。

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