【子供の歯を虫歯から守る】娘がシーラント施術を受けました

健康

歯は一生のものなので、子供には虫歯になってほしくないですよね。昔に比べて子供の虫歯は減ってきているものの、5歳では約40%が虫歯になったことがあるそうです。うちも娘の歯には気をつけてきましたが、虫歯になりかけている歯があるということで、先日シーラントをしました。家で気をつけてあげられることはたくさんありますが、今回は歯科医での虫歯予防としてフッ素とシーラントについてご紹介します。

家での虫歯予防

大人の虫歯を移さない

これは昔は言われていなかったことで、おじいちゃんおばあちゃんをはじめ、まだまだ気にしていない方も多いですよね。

赤ちゃんの口には虫歯菌はいないので、虫歯の原因となるミュータンス菌は唾液を介して大人から移ります。箸を共有したり、食べかけのものをあげたり、一緒のお皿から食べたりするのはもちろんのこと、食べ物をフーフーと冷まして上げるのも唾液が飛ぶのでダメだそうです。

完全に見張っていることは難しいので、見ていないところで大人からもらってしまう可能性はありますが、うちは少なくとも家や実家では移さないように気をつけています。

ダラダラ食べさせない

ダラダラ食べると口の中が酸性に傾き、中性に戻りにくくなるため、虫歯を進行させてしまいます。お菓子や甘い飲み物を頻繁に口にするのも良くないので、注意が必要ですね。

フロスを使う

歯の間には汚れが溜まりやすいので、歯ブラシでは取りきれないこともあります。子供にフロスというイメージはなかったのですが、歯科医で子供用のフロスを勧められました。リーチが短く小さい子供の口にも使いやすいつくりです。

仕上げ磨きをする

これは基本ですが、子供だけだと十分に磨けないため大人が仕上げ磨きをしてあげる必要があります。子供の自分磨き用のものとは別に仕上げ磨き用の歯ブラシを用意することが推奨されています。

仕上げ磨きの時にフッ素入りの磨き粉を使用すると良いです。歯磨き粉によりフッ素濃度が違うので、パッケージを見てみることを勧められました。

歯科医での虫歯予防

自宅での虫歯予防に加えて、歯科医でも診て頂けると安心ですよね。

定期検診

3ヶ月に1回は定期検診で歯科医に行くことが推奨されています。小さい頃から行くことで、「歯医者さん=怖いところ」というイメージがなくなるという効果もあるそうです。

娘も歯科医に行き始めた1歳半頃は大泣きでしたが、3歳になる頃にはまったく嫌がらずに行ってくれるようになりました。

フッ素塗布

フッ素には、歯のエナメル質の再石灰化を促進して歯の質を強化し、虫歯菌(ミュータンス菌)の活動を抑える働きがあります。歯科医では家の歯磨き粉に含まれるフッ素より高濃度のフッ素を塗布してもらえるので、定期検診の時に塗布してもらうことが大切です。

いちごやぶどうなど味が選べるので、子供にも受け入れやすいと思います。とはいえ、娘曰く「美味しくない」そうです。笑

シーラント

フッ素塗布までは定期的にされている方が多いと思いますが、シーラントについてはご存知ない方も多いのではないでしょうか。

娘は1歳半から3ヶ月おきに歯科医に通い、定期検診とフッ素塗布を受けてきました。家でのケアも気をつけてきましたが、5歳になって「虫歯になりそうな歯がある」と言われてしまいました。

奥歯の溝は細かいので、磨いているつもりでも不十分になることもあるそうです。虫歯になる前にこの溝を埋めることで虫歯を予防できるので、シーラントを受けることにしました。

シーラントとは

奥歯の溝などを樹脂で埋めて虫歯を予防するのがシーラントです。シーラントはプラスチック素材で、素材の中にフッ素成分が入っています。シーラントをすることにより、溝を埋めることとフッ素の効果で虫歯予防効果があります。

乳歯・永久歯のどちらでもシーラントをすることができます。私も子供の頃に永久歯にシーラントをしました。それからかなりの年月が経っていますが、その後1本も虫歯になっていませんので、かなり効果の高いものだと思います。なので、歯科医で娘に提案された時も積極的にお願いしました。

私のシーラントは取れたことがないのですが、シーラントは永久的なものではないので、定期健診で確認して、取れてしまった場合は再度やり直しをする必要があります。

シーラントの施術

乳歯に対しては、一番奥の歯を計4本をするのが良いとのことでした。

口を開ける器具で固定し、唾液がつかないように乾燥させながら施術してました。娘はこの乾燥させるのが相当嫌だったようで、1本した時点で残りの歯への施術を渋りました。。。でも効果を説明したら納得してくれました。

施術自体は4本で20分くらいだったかと思います。綺麗にした歯にシーラントを流し込んで、特殊な光の出る機会で固めます。固まったら取れないかどうかを先生に確認していただき完了です。

口の中を乾燥させるのが不快なことと、シーラントの味が美味しくないことの2点が娘は嫌だったようですが、施術時間も短く、本人もしてよかったと言っています。これで虫歯を防げるといいのですが。

料金

自治体によって負担は違うかと思いますが、保険診療で受けられたので無料でした。

まとめ

知らない方もいらっしゃるシーラント、抵抗がある方もいらっしゃるかと思いますが、だいぶ一般化されてきていますし、私自身の経験(施術後20年近く虫歯0)からしてもかなり効果があるものだと思います。もし歯科医の先生に勧められたら一度ご検討されてみてはいかがでしょうか。

子供の歯科矯正について開始時期、値段、治療方法、メリット・デメリットについて書いています。

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