マンハッタンに職場がある場合、以前は子供がいないもしくは子供が就学前はマンハッタン、子供が学校に行き始めたらウエストチェスターやニュージャージーなどの郊外に住むご家庭が多かったそうですが、最近は子供が就学後のご家庭でも多くの方がマンハッタンに住まれているそうです。
マンハッタンの住居探し
マンハッタンで住居を探す場合の選び方のポイントについては以下にまとめました。特に就学後の子供がいる場合は学校を考えて探す必要があるので大変です。
子供が日本人学校に通う場合は、現地校の学区を気にせずバスルートと周りの治安のみを考えれば良いですが、現地校に通う場合は学区を気にしなくてはいけないので、選択肢が絞られてきます。なおかつ、もしもの時日本人学校に通えるようにしたいとか、下の子は日本人学校に通わせたいなどの希望がある場合はさらに選択肢は狭くなります。
マンハッタンは物件が枯渇していて、新しく出た物件もその週末や翌週末にはなくなっているというくらい、どんどん物件がなくなります。我が家も出国1ヶ月前くらいから週1で候補物件の空き状況と学区の学校(ゾーン校)のレベル・空き状況などを確認していましたが、候補に入れても無くなってしまうことはよくありました。
マンハッタンの物件の相場
マンハッタンの中でも特に治安が良くてゾーン校のレベルが高いところが多いアッパーイーストもしくはアッパーウエストの物件を例に家賃をご紹介します。部屋の間取りはBR(ベッドルーム)とBath(お風呂)の数で表記されます。1BR1Bathの場合1LDKでお風呂が1つの部屋を指します。
1BR1Bathの例
・1998年築 60m2 : $4,870
2BR1Bathの例
・1926年築 75m2 : $5,000
2BR2Bathの例
・2008年築 70m2 : $5,500
・2008年築 80m2 : $6,750
3BR2Bathの例
・2002年築 95m2 : $7,225
・1998年築 105m2 : $7,660
一概に間取りだけではなく、都会なので外の音や日当たりとの兼ね合いもありますが、築13年の80m2の物件で約75万円と、東京の一等地の相場と比べても高めです。2008年築でも築浅と言われるのも驚きでした。日本にいたら古めの物件に入ってきますよね。それでも借り手がたくさんいて、どんどん物件が埋まってしまいます。
マンハッタンからは少し離れるものの比較的アクセスの良いロングアイランドやルーズベルトアイランドなどだと少し価格は抑えることができますが、それでも日本に比べたら高めです。
ちなみに、ウエストチェスターやニュージャージーなどだと、同じ値段で大きな戸建てに住めるそうです。狭いけれど便利なマンハッタンに住むか、のんびりと郊外に住むか、悩ましいですね。
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