今年はフェイクのクリスマスツリーを買うことにしました。アメリカのクリスマスツリーは種類が多いので、どのように選んだら良いかを調べてまとめました。
ニューヨークのクリスマスツリー
ニューヨークでは11月下旬になると街の至る所で本物の木のクリスマスツリーが売られ始めます。我が家も昨年は、ずっと買ってみたかった本物の木のクリスマスツリーを買いました。
部屋にフレッシュな香りが広がり、子供たちも生きた木を大切にしていてとても良い経験になりました。
今年は本物にするかフェイクのものにするか迷ったのですが、フェイクのものを買うことにしました。日本にいるときに気づかなかっただけなのか、アメリカのフェイクのツリーのクオリティが凄くて、子供が大きくなるまで長く使えそうです。
フェイクのクリスマスツリーを買う
クリスマスツリーを買うにあたり、いくつか決めなければいけないことがありました。
サイズ
クリスマスツリーを選ぶにあたり、まず考えたのが大きさです。アメリカには大きめのツリーが多く売られていて、2mを超えるものもたくさんあります。とはいえ、ニューヨークのアパートは狭いですし、日本に帰ってからの家のサイズや収納場所も考えなくてはなりません。
ライトの有無
アメリカのツリーに多いのが、最初からライトがつけてあるツリーです。ライトの配線が綺麗にしてあるため飾り付けの邪魔になりにくく、自分で設置する手間もなく便利です。
主流はライトがついているものですが、もちろんライトがついていないツリーもたくさん売られているので、好きな方を選んで買うことができます。
枝の接続部の構造
クリスマスツリーの幹と枝の接続部の構造には主にヒンジ式とフック式の2つがあります。
ヒンジ式は幹と枝が初めから固定されていて、傘のように広げて設置します。設置や収納が簡単で、部品をなくすこともないので安心です。
フック式は幹と枝が別々になっていて、自分で一本ずつ枝を引っ掛けていきます。組み立てに時間がかかりますが、安価なのがメリットです。
我が家はヒンジ式にしましたが、設置がとても簡単でよかったです。
PVCかPEか
ツリーの葉っぱに当たる部分はPVC(ポリ塩化ビニル)もしくはPE(ポリエチレン)で作られています。
PVCは下の写真の素材です。PVCのカラーシートを長方形にカットしたもので、数十年前からよく見る素材です。
色落ちしないというメリットがある一方で、見た目に偽物っぽさがあります。
PEは下の写真ですが、ぱっと見ると本物と見間違うような精巧さです。
我が家が購入したツリーは内側がPVC、外側がPEという両方の素材を混ぜて使ったものです。こうすることで葉っぱの種類の違いを表現できるそうです。外側は全体的にPE素材の葉っぱになっているので、一見すると本物に見えます。
スタンド
スタンドの素材は金属製とプラスチック製がありますが、耐久性や安全性を考えて金属製にするのが良いそうです。
確かに、せっかく長く使おうと思って買ったのに壊れてしまったり、気に入ったオーナメントをつけた状態で倒れてオーナメントが壊れてしまったりしたらショックですよね。
オーナメントを選ぶ
ツリーを買ったら次の楽しみはオーナメント選びです。
アメリカでは、子供の誕生、家の購入、旅行の思い出などその年の思い出を込めて、毎年1つずつオーナメントを買い足していくという風習があるそうです。クリスマスシーズンはもちろん、それ以外の時期でも観光地などではオーナメントが売られていて手に入りやすいです。
ツリーにテーマを持たせるご家庭も多いそうです。街中のツリーでもテーマがあるものがあり、例えばアメリカ自然史博物館の折り紙のクリスマスツリーは折り紙をテーマにしていて、独創的です。
我が家は去年から本格的にオーナメントデビューしたこともあり、いきなりたくさんを揃えるのは大変なので、セット売りのものをベースに思い出に残したい場所のものを集めていくことにしています。
ニューヨークでしか買えないオーナメントも集めています、こちらはニューヨーク公共図書館のオーナメントです。
そしてこちらはブロードウェイミュージカルのアラジンを観に行った際に買ったオーナメントです。
オーナメントは結構なお値段しますが、毎年クリスマスツリーを飾りながら思い出を話せるアイテムになるので記念に残るものを買い足していけたらと思っています。
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