【アメリカ自然史博物館新館】リチャード・ギルダー・センター

ニューヨーク

ニューヨークで最も有名な博物館であるアメリカ自然史博物館に新館「リチャード・ギルダー・センター」がオープンしました。昆虫を間近で見られる展示や年中生きた蝶を見られる展示、没入型の映像体験ができる展示などがあり必見です。

アメリカ自然史博物館

ニューヨークのアッパー・ウエスト・サイドにあるアメリカ自然史博物館は、自然科学に関わる展示が多数公開されているニューヨークで最も有名な博物館です。映画ナイトミュージアムの舞台としても知られていますね。

恐竜、動物、海の生き物、森の生き物、宝石・鉱物、人類など、自然に関わる様々な展示があり、大人だけでなく子供たちにとっても自分のお気に入りの展示が見つけられるとても素敵な施設です。

リチャード・ギルダー・センター

アメリカ自然史博物館の新館(リチャード・ギルダー・センター:The Richard Gilder Center for Science, Education and Innovation)が、2023年5月にオープンしました。

内部はアメリカ南西部の峡谷をイメージしてデザインされており、洞窟のような不思議な空間が広がります。

ソロモン・R・グッゲンハイム美術館の雰囲気にも似ていますね。

リチャード・ギルダー・センターの様子

リチャード・ギルダー・センター内には、博物館の入館料だけで見られる展示と、特別展示料金を払って見られる展示があります。

Insectarium

Insectariumは昆虫に関する展示で、入館料のみでみられます。

さまざまな種類の昆虫が展示されており、生きた状態で展示されているもの、標本として展示されているものなどさまざまです。

例えばこちらのコノハムシは、標本でその詳細を間近に見られるようになっていますが、それと同時に生きた状態での展示もしており、巧妙に葉っぱに擬態している様子を観察することもできます。

標本もさまざまな種類をまとめて展示しているので、子供たちは1つのガラスケースを見るだけでもかなりの時間見入っていました。

展示によっては標本をさらに拡大して見られるようになっており、普段見ないような種類の昆虫たちの細部まで観察することができます。

蚕も普段身近で見る機会はなかなかないですよね。

子供達だけでなく大人も感動したのがこちらのハキリアリの展示です。下の写真に写っている全部がハキリアリの展示で、その生態を間近に詳細に見られるようになっています。

大規模な巣を作るために約50万匹のハキリアリが飼育されており、上の写真の右側のガラスケースの中で葉っぱを収集します。

そして左のケースに続く空中通路を通って、左側のガラスケースの中にある巣に葉っぱを運びます。こちらのケースではそれぞれの巣がガラスドーム内に作られており、その様子を細部まで見ることができます。ハキリアリは葉に菌類を植え付けてそれを餌としているそうです。

セントラルパーク動物園にもハキリアリの行進を見られる展示があり感動したのですが、リチャード・ギルダー・センターの展示のダイナミックさは圧巻です!

アリたちを観察していると、大きく分けて4つほどのサイズに分かれていることがわかります。一番大きいアリは兵隊で、敵から巣を守ります。次に大きいアリが葉っぱを運ぶ道の安全を守ります。そして3番目に大きいアリが葉っぱを切って巣まで運び、いちばん小さいアリは寄生バエが卵を産みつけないように葉っぱの上に乗って守っているそうです。

そしてこちらの大きな蜂の巣の模型。写真を撮るのにもぴったりの可愛らしい展示でした。

ミツバチの生態についても細かく解説されています。

Collections Core

Collections Coreと呼ばれる展示では、昆虫や鉱石、地理学や考古学などの展示が壁一面に並びます。こちらも入館料のみで見ることができます。

博物館に展示されている標本や品物はごく一部で、さらに数百万点が博物館のバックヤードに保管され研究されているそうです。そのコレクション3,000点以上を見ることができるのが、この展示です。

化石、骨格標本、動物や魚、民族に関するものなど、さまざまな展示が並びます。

Invisible Worlds Immersive Experience

360度の大型スクリーンで没入型の映像体験ができるInvisible Worldは、特別展示料金で見ることができます。

大きなクジラが目の前を泳いだり、さまざまな映像を楽しむことができます。

Butterfly Vivarium

Butterfly Vivariumも特別展示料金で見ることができる展示です。温度調整がしてあり、季節に関係なくいつでも多くの種類の蝶を見ることができます。以前特別展示として開催されていた「The Butterfly Conservatory」が常設されたような感じですね。

蝶のライフサイクルについても学ぶことができるので、お子さんと行かれても面白いと思います。

ミュージアムショップ

蜂の巣をイメージした天井が印象的なレストランと昆虫関連のお土産を揃えたミュージアムショップも新たにできていました。

まとめ

アメリカ自然史博物館の新館「リチャード・ギルダー・センター」は、大人も子供も楽しめる展示が盛りだくさんでした。特に昆虫に関する展示は工夫が凝らされていて面白いので、アメリカ自然史博物館を訪れたらぜひ行かれて見てください。

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