【Field Day】アメリカの小学校の運動会

ニューヨーク

フィールドデイと呼ばれるアメリカの小学校の運動会は、遠足と運動会を合わせたようなイベントです。日本にはない競技が盛り沢山で、大人も子どもも楽しめました。

Field Day(フィールドデイ)

アメリカでは日本のような運動会はありません。近いものとしてField Day(フィールドデイ)というイベントがあります。

日本では事前にたくさん練習をしてダンスや組体操、リレーなどの競技が行われますが、アメリカでは練習が一切ありません。そのため保護者も日本のような席取りをして子供の勇姿をビデオカメラに収めるという感じではなく、予定の空いている人だけが見学してゆるーく見守っています。

以前ご紹介したマラソンイベントでも練習なしでした。

ニューヨークの現地校のフィールドデイ

学校によって時間帯や長さが異なるようですが、娘の学校では丸1日かけてフィールドデイが行われました。

親の同伴

親は働いている人も多いので、都合がつく方だけ同伴する感じでした。

私も「下の子がいるので行かなくても良いかな」と思いつつ一応同伴したのですが、親が来ていない子はトイレの時など1人では危ないので他の親御さんのお世話になることもあるため、同伴するのがベターだと思いました。

服装

アメリカでは日本のような体操服がありません。普段の体育も自由な格好で行っています。フィールドデイではお揃いTシャツを着ましたが、それ以外は自由でした。

大人は公園で水着で日光浴をしているような人が多いアメリカですが、子供たちは日焼け止めを定期的に塗っている子たちが多かったです。

競技

競技と言っても日本のようなものではなく、さまざまなスポーツを楽しみながら行うという感じです。練習なしなので、その場で説明されて競技をします。スプーン競争、チキン投げ、水風船投げ、ズタ袋競争など日本とは異なるものもたくさんありました。

日本の運動会といえば、ビシッと並んで入場し、練習の成果を披露するというイメージですが、アメリカの運動会は「すごく自由」!一応勝ち負けがある競技もありますが、それですら勝とうが負けようが気にしません。スプーン競争なども、どのチームが早いかではなく、時間内でひたすら競技を続けていました。

喉が渇けば水を飲みに行き、暑ければ日陰に移動し、競技中にもかかわらず自由に抜けて最後は人数が減っているという自由さでした。

ランチ

フィールドデイではランチタイムを挟むので、初めて子供達のランチを見る機会がありました。

よく子供からアメリカ人の子たちのお弁当について聞いていたのですが、確かにスナックを袋のまま入れてきている子や、パンにジャムやヌテラを塗ったものを持ってきている子など、日本では見ることがないお弁当がたくさんでした。

お友達とプレイデートをしたりスリープオーバーをする中でご飯をご馳走になる機会も多い娘ですが、朝や夜もピザ、ハンバーガー、パンケーキ、パスタなどが多いので、アメリカの人たちの食生活が日本と違いすぎてとても興味深いです。

まとめ

とっても自由で遠足のような運動会「フィールドデイ」。チキン投げのような面白い競技がたくさんあり、大人も子どもも楽しめるイベントでした。

日本のように運動関係の練習をすることがないようで、日本人がアメリカの学校に通うと運動関係で感心されることが多いそうです。特に鉄棒、フラフープ、縄跳びは日本人の子だと誰でもある程度できると思いますが、こちらでは2年生でも逆上がりができなかったり縄跳びが苦手だったりするようで、「〇〇(娘)すごいね〜!!」と言ってもらえると言っていました。逆にこちらでは全然習わないので、日本に帰った時に娘だけできないことが結構あるのではないかと心配しています。

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