ニューヨークには図書館の分館が多くあり、子供向けのイベントや本が充実しています。今回は図書館が子供連れにお勧めな理由についてご紹介したいと思います。
ニューヨーク公共図書館
世界屈指の規模を誇るニューヨーク公共図書館は、ニューヨーク市内に多数の分館を持つ私立図書館です。本館はマンハッタンのブライアントパーク内にあります。
ニューヨーク公共図書館(NYPL)の中でも特に有名なのが、3rd floorにあるローズメインリーディングルームです。世界的に有名なライターやジャーナリスト、歴史家、ピューリツァー賞の受章者なども利用してきた部屋だそうです。
子供連れに図書館をお勧めする理由
本館は見どころが満載ですが、どちらかといえば大人向けです。一方でニューヨーク市内にたくさんある分館は子供向けのスペースも充実している所が多く、子供連れの方にお勧めです。
子供向けコーナーが充実している
分館には多くの子供向けの本が置かれています。英語を学習する上で、簡単な本から難しい本まで揃っているのはありがたいです。娘も英語の本を読むにあたりお世話になっています。
また、日本語の絵本や児童書も置かれています。アメリカで暮らしていると日本語の本を読む機会が減ってしまうので、図書館で借りることができるのはとても助かります。
分館によってはおしりたんてい、かいけつゾロリなどの有名どころもあります。
また、キッズスペースがあったり、子供が図書館で読書ができる机もたくさんあったりと子供に優しい造りになっていて、平日はナニー(シッター)さんたちが小さい子供を連れてきていたり、放課後には子供たちが本を読みにきたりしています。
ABCマウスが使える
ニューヨークの図書館では無料でABCマウスを使うことができます。通常月額使用料がかかるので、英語を学んでいる子がいる親にとっては嬉しいですね。
子供向けのイベントがある
本の読み聞かせや手遊びをしてくれるストーリータイムやクラフト作りなど、さまざまな子供向けのイベントが行われています。コロナの影響でオンラインになっていましたが、徐々に対面のものも復活しつつあります。
先日は低学年向けに海をイメージした作品を作るイベントがあり参加してきました。無料でこういうイベントを開催していただけるのはとてもありがたいです。
カルチャーパスが利用できる
図書カードを持っていると、ニューヨークのさまざまな文化施設に無料で入館できるカルチャーパスを利用することができます。対象は13歳以上ですが、親が図書カードを持っておくことで子供と一緒にさまざまな施設を無料で楽しめます。
使い方も簡単で、子供が好きなアメリカ自然史博物館やチルドレンズミュージアムなど多くの施設で使うことができます。大半の施設が年に1度まで利用可能ですが、さまざまな施設を試してみられるのは嬉しいですね。
子供向けのプレゼントがもらえる
子供たちにとって嬉しいのが、図書館でプレゼントがもらえるイベントです。
文房具セットがナップザックに入ったもの、工作のキットが入ったナップザック、トートバッグ、新品の本などがもらえました。
新品の本がもらえるイベントでいただいたこの本、絵が可愛くて日本で買おうか迷っていたものだったのでとっても嬉しかったです!
ナップザックやトートバッグには図書館のロゴが入っていて記念にもなります。
まとめ
ニューヨークの図書館は子供に嬉しいイベントや子供向けの設備が充実しています。特に親としては日本語の本が借りられたり、ニューヨーク内の美術館や博物館を無料で利用できる制度はありがたいです。お子さんがいらっしゃる方はぜひ図書館を利用されてみてください。
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