【2023年:METファッション展】カール・ラガーフェルドの特別展

ニューヨーク

毎春METで開催されているファッションの特別展。今年はシャネルやフェンディなどの有名ブランドのデザインを手掛けたファッションデザイナー、カール・ラガーフェルドの作品の展示が行われています。

Karl Lagerfeld(カール・ラガーフェルド)

カール・ラガーフェルドは、ドイツ生まれのファッションデザイナーです。世界的に有名なブランドであるシャネルやフェンディなどで、ヘッドデザイナーやクリエイティブディレクターを務めました。低迷したシャネルを復興させた人物としても知られています。

A Line of Beauty(METの2023年ファッション展)

メトロポリタン美術館(MET)で毎春開催されるファッションの特別展。2023年は5月5日からカール・ラガーフェルドのコレクションが展示されています。1950年代のコレクションから、ラガーフェルドが無くなる直前の2019年のコレクションまで約150点の作品をみることができます。

METは、NYCに住んでいれば好きな額で入館することができます。また、ニューヨークの無料のIDであるIDNYCMETのメンバーになることもできます。

A Line of Beautyの様子

入場

A Line of Beautyを見るためには、チケットとは別に無料の予約が必要です。館内に特別展用のQRコードがあるので、それを読み取り予約をします。人気の展示なので、早めに行って予約をすることをお勧めします。

展示

こちらはシャネルの1986-1987年秋冬コレクションです。カール・ラガーフェルドのデッサンと共に展示されていました。

こちらはシャネルの2002-2003年秋冬コレクションです。バックのデザインが特徴的で、アイボリー、ベージュ、グレーのシルクチュールがグラデーションになっており、そこにゴールド、ピンク、グレイ、ブラック、ホワイトのビーズとスパンコールで装飾が施されています。

広いスペースにさまざまなブランドの衣装が、デッサンと共に展示されています。

時代ごとに流行があり、シックなライン、ロマンティックなラインなど、テーマ別に展示がされています。

ファッションに詳しくなくてもワクワクするようなキラキラとした空間が広がります。

こちらのエリアには、18世紀のデコラティブアートに影響を受けているデザインが展示されています。

こちらはシャネルの2019年春夏のコレクションです。お花が花びらから手作りされており、作成には1,650時間も費やしたそうです。

私が訪れた際は子供連れでこられている方は少なかったですが、有名ブランドのさまざまな年代のデザインを見られるので、子供にとっても良い機会になると思います。人気の展示なので、朝早めに入館して予約をとられるのがお勧めです。

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