【現地校の成績表】ニューヨークで初めてもらう成績表

ニューヨーク

娘がニューヨークの現地校に通い始めて約4ヶ月、先日初めての成績表をもらってきました。ニューヨークの成績表がどんなものか、英語が不自由な娘がどのように評価されたか、娘の成長の記録も兼ねて書きたいと思います。

ニューヨーク現地校の成績表

ニューヨーク現地校の成績表

娘は現地校(公立小学校)に通っています。

先日初めての成績表をもらってきました。アメリカでよく見るこちらの封筒に、印刷された成績表が入っていました。

娘と現地校の授業

娘はある程度日本で英語を学習していたものの、まだ同年代の現地の子と同レベルというわけにはいかないので、成績はきっと散々なものだろうなと思っていました。

というのも、学校の授業では英語で文章の構成を考えて長い文章を書いたり、算数で文章問題や解く過程を説明する問題があったり、他の授業でも指示はもちろん英語なので、英語が十分にわからないとかなり不利なのではないかなと思っていました。

また、日本とは違って決まった教科書がない教科が多く、あっても家には持って帰らないので親は学校で何をしているのか把握するのが難しいです。一度心配で先生に学校で使っているテキストを教えてほしいとお願いしたのですが、学校できちんと教えるから心配しなくて大丈夫と言われてしまい、大半は娘まかせとなっていました。

娘の成績表

成績表の概要

今回いただいた成績表がこちら。

3枚綴りになっていて、各教科についてのスコアと先生からのコメントが記載されていました。学年によっても違うようですが、娘のスコアは1〜4の4段階で、数字が大きいほど評価が高くなっています。

4 : Excels in standards
3 : Proficent
2 : Below standards
1 : Well below standards

日本では低学年は全て担任の先生が授業をするかと思いますが、ニューヨークでは、英語・算数・道徳などの基本的な授業は担任の先生が行い、美術・科学・体育などの授業はそれぞれ専属の先生が行います。成績のスコアもそれぞれの担当の先生がつけます。

各教科の成績

English : 英語

これは日本で言う国語のようなものですが、やはりまだまだ現地の同年代の子と同レベルというわけにはいかず、リーディングが1、ライティングが2でした。

それでもリーディングの中でも、単語の読み方や文章を流暢に読めるかという項目では3と2をもらっていて、毎日英語の本を少しずつ読んでいる効果が出て来ているのかなという印象でした。一方で、物語のあらすじを説明する項目では1で、英語を話す能力がまだ足りないのだと再認識しました。

またライティングに関しては、最初の頃は文章を構成することも難しかった娘が、少しずつですが自分の言葉で文章を書けるようになってきました。まだスコアとしては2ですが、ENLやお友達との会話・お手紙交換などが良い効果を与えてくれているのかなと思います。

算数:Math

日本人は算数が得意と言われますが、問題文や解き方を説明する時に英語が必要なため、計算ができれば大丈夫ということでもありません。宿題などを見ていると、問題文がわかれば解き方は難しくないものの、ある程度の文章を理解する必要があり、場合によっては回答を英語の文章で説明しなくてはならないなど、難しい問題も多くある印象でした。

そのためあまり期待していなかったものの、スコアは3+と評価をしてくださいました。解き方も日本と違うものがあるのに、「頑張ったね!」と褒めてあげたい気持ちです。

スマイルゼミで1学年上の先取り学習をやっていたので計算などは2年生のものでも問題なかったこと、また英語もある程度読めたのが功を奏したのかもしれません。

日本にいたら4を期待したいところですが、英語が不自由な中で3+はよく頑張ったなと思います。英語がもう少し上達すれば4が取れるようになるかもね、と娘に話しています。

道徳 : Behaviors

学校や社会のルールに従えているか、時間を守れているかなどについて評価されます。娘はスコア3でした。

日本ではそこまで重要視されていませんが、アメリカでは「わからない時には積極的に聞く」という姿勢はとても大切にされていて、消極的な娘にはそこが課題のようです。

一方で全般的なルールに従ったり時間を守ったりというのは、日本の小学校でかなりしっかりと教えられているので、これがスコア4ではないというのはある意味心配でした。

担任の先生にお聞きしたところ「ルールや時間はよく守れているけれど、まだ仲良いお友達とばかりいるのでそこの殻を破ってほしいのでスコア3」とのことでした。確かにだいぶお友達もできてきた娘ですが、積極性は親としてももう少し養ってほしいところなので、先生のおっしゃる通りだなと思いました。

社会:History

社会ではニューヨークの歴史や地理について学んでいるようで、スコアは3でした。娘から話を聞いていると、大人が知らないような人物の名前も出てきたりして難しそうな印象でしたが、自分が今住んでいる場所の歴史や地理に興味を持てる授業というのは素敵だなと思います。

科学 : Science

科学の授業では、いろいろな仮説を立てて結果を導くための実験と考察をしているそうです。娘曰く、普通の授業の指示と違って知らない単語が出てくることもあって、説明が十分に理解できていないかもしれないとのこと。スコアも2でした。

科学については日本でもまだ2年生は授業がないこともあり、アメリカで求められるものもよくわからず何をしてあげて良いかお手上げ状態です。

科学の先生にお聞きしたところ「よくできている」とおっしゃってくれるものの、ではなぜ2なのかはわからず。おそらく本人も自覚している通り、英語の理解力不足も影響しているのかなと思います。これについてはもう少し英語力が上がってくれば解決するかもしれないので、少し様子を見たいと思っています。

美術 : Art

美術は一番良いスコアの4をもらえました。娘は工作やお絵描きが大好きなので、それが評価されてとても喜んでいて、私と主人も英語のハンデがあってもそれを抜きで評価してくださっていることに驚きました。正直なところ私も主人もあまり得意な分野ではなく、美術に関してはスコアが悪かったら対処法が思いつかないので、良いスコアをもらえてありがたかったです。

アメリカの美術の授業では、工作関連は日本ではあまり見ない種類のクリエイティブなものを作ってきて感動するのですが、絵画に関しては日本とアメリカではテイストが違うこともあり、どんどんアメリカ寄りの絵になってきていることに一抹の不安を覚えています。(はっきりいうと退化しているような。。。)

体育:PE

体育はスコア3でした。娘は特に運動神経がすごく良いというわけでもないので、こちらも英語のハンデがある中でよく頑張ったと思います。

音楽:Music

音楽のスコアは3でした。ピアノも習っていたので得意な方かと思ったのですが、本人曰く楽しいけれど知らない曲ばっかりだし英語の歌詞だし難しいとのこと。確かにその意見には納得ですし、それにしては頑張ったかなと思います。家でも学校で習った英語の曲を時々歌っているので、嫌いにならずに続けてくれると良いなと思います。

テクノロジー:Technology

テクノロジーのスコアは3でした。

コンピューター関連の授業をしているテクノロジー。日本でもコーディングが始まっているのでしょうか。アメリカでもコーディングやタイピングなどをやっているようで、一度宿題でコーディングを一緒に見たことがあるのですが、日本語ならさほど難しくないものも英語だと初めはちょっと苦労する感じでした。

特に家で教えて上げることもできていないため、スコアが3なら上出来かなと思っていますが、これからのことを考えるとより親しんでほしいなと思います。

感情 : Emotion

こちらについてははっきりとは何なのかわからないのですが、年齢に応じた感情のコントロールや表現を学んでいるようです。娘のスコアは3でした。娘は特にお友達の前で怒ったり泣いたりということはしないタイプなので、改善点としては感情を表す英単語をもっと豊富にすると良いそうです。

まとめ

結果として、娘の初めての成績表のスコアは以下のようになりました。

1(Well below standards):1教科
2(Below standards):2教科
3(Proficent):7教科(うち3+が1教科)
4(Excels in standards):1教科

正直日本にいた時はいつも先生から褒められるくらい、勉強でもルール遵守でもなんでもできた方だったので、それに比べれば低めの成績なのは否めません。おそらく日本でこのスコアを取っていたら娘と話し合いをしていたと思います。

とはいえここはニューヨーク、まだ来たばかりで言葉が十分にはわからない場所で頑張っているから成績が散々でも良いじゃないと思っていたのですが、意外にもきちんと学習していてそれを先生方も評価をしてくださっていて驚きました。

特に、美術・音楽・体育・テクノロジーなど、英語で指示があるものの直接的に関係ないものに関しては英語の不自由さをあまり考慮に入れずに評価してくださっているのが印象的でした。娘のやる気にもつながるのでとてもありがたいです。今後英語がもっと上手くなればきちんと伸びていきそうというという希望が持て、親子ともに一安心しました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました