【Japan Village】日本のお店が入る複合施設

ニューヨーク

ブルックリンにある複合施設ジャパンビレッジに100円ショップ(こちらでは2ドルショップ)のダイソーがオープンしたということで行ってきました。

Japan Village(ジャパンビレッジ)

ニューヨークにはチャイナタウンやコリアンタウンと呼ばれるようなエリアはありますが、ジャパンタウンはありません。子供の学校関連でも中国語や韓国語は最初から翻訳されているものがありますが、日本語は存在しません。日本人は駐在の方が多いので英語ができない人があまりいないからなのか、人数の問題なのか。。。しかしマンハッタンにも日本食材を扱うお店があったりと日本人にも住みやすい環境になっていると思います。

少し話はそれましたが、今回はジャパンビレッジについてご紹介したいと思います。ビレッジと言ってもチャイナタウンのように広いエリアにあるものではありません。ジャパンビレッジは2018年の11月にブルックリンにオープンした複合施設です。最寄駅は36th Street駅で、マンハッタンからは地下鉄で30〜40分ほどです。

ジャパンビレッジの様子

1階

36th Street駅で降りて徒歩1分ほどの場所にジャパンビレッジがあります。施設内は日本風の装飾がしてあります。

日本風と言ってもなんとなく本当の日本というよりは海外の方がイメージする日本の装飾という感じです。

ジャパンビレッジオープン当初からある1階のフロアには、日本の食に関するお店が入っています。

フロアの半分ほどを占めるのが日系スーパーのSunrise Mart(サンライズマート)です。マンハッタンにも店舗がありますが、日本で売られている食材が色々と手に入ります。

刺身などの鮮魚、お肉なども販売されています。

日本の食材が揃うのは嬉しいのですが、休日だったこともあってレジは大行列。マンハッタンに住んでいるのであればマンハッタンのサンライズマートや片桐などで買うので十分かなと思いました。

残りの半分のフロアはテイクアウトやイートインのお店になっています。

こちらのお弁当屋さんでは、おにぎりやお味噌汁、日本のお弁当などが販売されていました。現地の方にも人気のようで、お店には行列ができていました。

こちらのカフェジャポンでは、日本風のパンやケーキ、ドリンクなどが販売されています。こちらではあまり見かけないメロンパンや抹茶ティラミス、ほうじ茶ラテなどがありました。

日本ぽいものが食べられるのは嬉しいですが、マンハッタンにも日本っぽいパンやケーキを買えるお店があるので、そこまで目新しい感はなく。。。

イートインではラーメンやそば・うどんなどを食べることができます。我が家は今回「せたが屋」のラーメンを食べました。豚骨ラーメンや味噌ラーメン、角煮まんのチャーシューバージョンなどがありました。ラーメンが14〜15ドルくらいでした。

ラーメンは日本に近いもので、子供たちもおいしいおいしいと食べていましたが、働いている方は日本人ではなく現地に住むアジア人の方々という感じで、日本のラーメン屋さんとは異なる雰囲気でチャイナタウンにいるような不思議な感覚になりました。どうやらこちらの施設を作る際の条件として「現地の人を雇用する」というのがあったようです。

イートインスペースがあまり広くないので、先に席を取っておく方が良さそうです。我が家は先に注文してしまい、危うく座って食べられないところでした。

2階

最近2階にザ・ロフトと呼ばれるフロアがオープンしました。

日本っぽい橋や門があります。

広いフロアにはまだお店があまりなく、広いスペースを贅沢に使っているなという感じでした。

和室もありました。入ることはできませんが、息子は「忍者の部屋?」と興味津々でした。

立派な雛人形やお神輿も展示されていました。現地の方も近くに寄ってよく見たり写真を撮ったりしていました。

こちらのフロアにはブックオフが入っていて、本やフィギュアなどが販売されていました。結構高い値段設定に感じたのですが、帰りの電車でフィギュアを持っている現地の方もいらっしゃいました。ニューヨークではなかなか手に入らないので、需要はあるのかもしれませんね。

他にも焼き物の食器のお店も入っていました。

我が家の今回の目当てはダイソーでした。今までクイーンズやニュージャージーといったマンハッタンからは少し離れたところにしかなかったので、こちらがオープンしたとのことで気になっていました。

すごい広いわけではないものの、日本のショッピングモールに入っているダイソーくらいの広さはありました。

日本で売っているものがほとんどですが、中には鯉のぼりや浮世絵風の絵柄にDAISO JAPANと入っているバッグなど海外用商品も販売されていました。

値段は1.99ドルからで、日本で販売されている価格プラス1ドルくらいの値段で販売されていました。100円の商品なら2ドルくらい、500円の商品なら6.5ドルくらいといったところでしょうか。

日本で買ったことがある商品も販売されていました。

日本で見るようなタッパーや収納もありましたが、可愛いものなどの品揃えは少なめで、実用的なものが多かった印象です。

お菓子やおもちゃ、シールなども少しありましたが、あまり種類は多くなく、子供たちは少しがっかりしていました。

我が家はニューヨークに来てまだ半年も経っていないこともあって欲しいものはあまりなく、娘と息子がそれぞれお菓子と小物を買ったくらいでした。もう少し日本のダイソーのように子供向けのものや可愛いものが多く揃えられていればいいのになと思いました。

他のフロア

ジャパンビレッジは、ニューヨーク最大級商業施設「インダストリーシティ」の中に入っています。そのためジャパンビレッジ以外にも多くのお店が入っています。

その中の1つが老舗のチョコレート店「Li-Lac(ライラック)」です。

動物、フットボール、シャンパンボトルなどいろいろなものの形をしたチョコレートなど、

美味しそうなチョコレートがずらり。

イースターに向けてカラフルな卵型のチョコレートも販売されていました。

また、中庭になっているところには巨大なオブジェがあり、子供たちの遊び場になっていました。

その横にはジャパンビレッジのイートインやお店で買ったものが食べられるスペースもありました。

暖かくなったら外でゆっくり食べるのも良いかもしれませんね。

まとめ

ジャパンビレッジは日本人のための施設というよりは、現地に住む方達向けに作られた施設なのかなという印象でした。実際日本人はほとんど見かけず、現地に住む方々で賑わっていました。

マンハッタンに住んでいると日本食材、パン・スイーツ、おにぎり、ラーメンなど比較的近場で調達できるので、ここに来るとしたらダイソーやブックオフが目当てになるのかなと思います。ただ、日本のダイソーを知っているとこちらのものは品揃えがイマイチなのと、100円で買えたものを2ドルで買うかというと悩ましいところもありました。長く住んでいる方にとってはダイソーが増えるのは嬉しいのかもしれませんね。

日本食材などが揃うので、ブルックリンに住んでいたら、食材などを仕入れに定期的に行っているかもしれないですが、マンハッタンからだと時間がかかるので、我が家は2回目はないかなという感じでした。でもジャパンビレッジがどんなところか見てみるのは面白かったです。

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