【ニューヨーク駐在妻】イメージと現実は全く違う?

ニューヨーク

一般に言われる駐在妻のイメージと実際の自分や周りの駐在妻の方の生活を比較してみました。

駐在妻とは

駐在妻とは、日本の企業から海外転勤となり赴任先で勤務しているサラリーマン(海外駐在員)に帯同する妻を表す言葉です。

駐在妻のイメージ

インターネットなどでよく言われている駐在妻のイメージは以下のようなものです。

  • 海外生活を送れる勝ち組
  • 優雅な生活を送っている
  • 自由な時間がたくさんある
  • ランチやショッピングを楽しんでいる
  • 習い事を楽しんでいる
  • 日本人駐在妻での上下関係で苦労する
  • 日本人だけで固まっている
  • 英語が話せなくても暮らせる

優雅そうな反面トラブルも多くて大変そう。。。本当にそんなことあるのかなという気持ちでした。

イメージと現実

海外生活を送れる勝ち組?

主人の海外赴任が決まる前、会社の女性同僚たちと「旦那さんが海外赴任になったらどうする?」とたびたび話題に上っていました。「仕事やめてついていく。」「アメリカやヨーロッパだったらついて行くかなぁ。」「仕事やめてまではついていかない。」などそれぞれ。

実際主人の海外赴任が決まった時「海外生活満喫できて、子供もバイリンガル、いいなぁ。」と言われたりもしましたが、大学院を卒業してからずっと同じ会社で働いてきてやりがいを感じていた身からすると、仕事を辞めなくてはいけないというのはとても大きな決断でした。

でも家族がバラバラに住むと言う選択肢は私の中にはなく、帯同を決めました。いまだに今後どうするかを悩んだり、今後の目標によって何を今するかが異なるため色々考えることもあります。

中には海外赴任に帯同したいと言う希望が叶ったという方もいらっしゃると思いますが、私の周りの方々は帯同に伴い退職された方も多く、「海外生活が送れて最高!」という出だしの方ばかりではないというのが現実のようです。

優雅な生活を送っている?

海外駐在では、家賃や子供の学校の費用などを会社が負担してくれたり海外手当が出たりと、金銭的に余裕のある生活が送れると言われています。

確かに国によってはプールやお手伝いさん付きのマンションに住めると言うところもあるようですが、逆に手厚いサポートは治安面の不安があるからということもあるようです。

我が家の場合も、確かにニューヨークの高い家賃の大半を負担してもらっていますし、少しお給料が割り増しになっています。お給料だけでは高額な家賃を払いながら暮らし続けることは難しいのでありがたいです。

娘は公立校に通っているのでもともと無料ですが、子供の学校によっては年間数百万円にもなる学費がかかるので、会社によってはその大半を負担をしてもらえることもあります。

金銭的サポートが増えていることは確かなのですが、ニューヨークはとても物価が高いので、日々の生活にかかるお金や子供の習い事・サマースクールなどのお金などを考えると、決して優雅な暮らしができるということはありません。

むしろ妻が仕事を辞めたことによって、少なくとも駐在中の数年分の収入は無くなります。復帰後同等の職種に復職しない(できない)場合はこの先手にしていたであろう収入全てがなくなってしまいます。昔は海外赴任すると帰国後に家が買えると言われたそうですが、それこそ失った将来の賃金で豪邸が建ちますね。

周りの駐在妻の方々を見ていても、旦那さんの会社の補助がどれくらいかによって異なりますが、すごく優雅な生活を送っているというよりは、みなさん普通に日本と変わらずスーパーに買い出しに行き家事をしてという生活を送っています。

お給料では生活できない場所に会社負担で住めているというのはある意味優雅かもしれませんが、総合的に見ると日本にいるときと変わらない生活を送り、むしろ将来的なことまで考えると無駄遣いばかりはしていられないというのが実際のところかと思います。

自由な時間がたくさんある?

駐在妻は、仕事を辞めて帯同していたり、ビザの関係で簡単には働けないこともあり、専業主婦の方がほとんどです。そういう意味では自由な時間が比較的あると言うのは事実だと思いますが、子供の年齢や人数などによっても状況は異なります。

子供がいない家庭であれば、家事をする時間以外旦那さんが帰ってくるまでは自分の時間となります。その時間に習い事をしたりバイトをしたりする方もいらっしゃるようです。

子供が小学生以上だけの家庭であれば、子供が小学校に行っている間の6〜7時間くらいの間、アフタースクールなどに通っていればさらに2時間は自分の時間です。子供の習い事への送り迎えなどサポートの度合いにもよりますが、比較的自由になる時間は多いです。

一方で、就園前のお子さんがいる家庭ですと、一日中子供と一緒なので自分の時間がほとんどありません。さらに上の子がいる場合は、上の子の送り迎えに習い事のサポートも加わってくるので、自由な時間を謳歌するというのは程遠い世界になりますね。

専業主婦であるという点ではある程度自由な時間があるかもしれませんが、状況によって様々ですし、日本での生活とさほど変わりはないのかなと思います。

ランチやショッピングを楽しんでいる?

これも自由になる時間が大きく関係してきます。

自由な時間が比較的ある方はランチをしたりショッピングをしたりしている方もいますし、ずっと子供が一緒で買い出しや子供と遊ぶだけで終わってしまうという方もいます。

優雅にランチやショッピングとはいかなくても、子供と一緒に駐在先の観光地・動物園・公園などに行くのも駐在生活ならではの楽しみかなと思います。

習い事を楽しんでいる?

これも上記と同様自分の時間がどれだけあるかにもよると思いますが、コロナの影響もあってか、私の周りの駐在妻の方々は今はあまり習い事はされていないようです。

駐在妻の習い事としてよく聞くのは語学関連で、他にもコロナ前にはヨガや料理教室などに通われていた方もいたようです。また他の国での駐在経験のある方の話では、みなさん多くの習い事をされていたということだったので、国や地域によっても大きく変わりそうです。

日本人駐在妻の上下関係で苦労する?

ニューヨークに赴任する前、友人から「駐在妻のヒエラルキー話楽しみにしているね」なんて言われましたが、実際は全くありませんでした。

私たちが住んでいる地域が日本人がすごく多い地域ではないこと、同じ会社の人が集まっている地域ではないことも関係しているかもしれません。別の地域に住んでいた友人によると、奥様会があり面倒に感じている人もいるという話も聞いたことがあるので、周りの環境やいる方に大きく依存しそうです。

同じ会社でなくても旦那さんの職種で上下関係ができるというような話も聞いたことがありますが、私の周りでは全くありません。お友達の旦那様方は様々な職種の方がいらっしゃいますが、その職種でどちらが上だということは全く感じないですし、職種を知らない方も多いです。

よく聞く駐在年数で上下ということも全くありません。私の周りにいる駐在年数が長い方々が気さくでオープンな方々だからかもしれませんが、惜しげもなく本当に色々な情報をもらえてとても助かっています。

日本人が多いところで駐在妻をしていた友人が以前、「日本にいるときと一緒で、良い人もいれば嫌な人もいる。」と言っていましたが、まさにそういうことなのかなと思います。良い人に囲まれれば楽しく過ごせますし、嫌な思いをすればコミュニティが狭いだけにそこから出ていかないと辛い思いをすることもあるのかもしれません。

日本人だけで固まっている?

これは正直に言って結構あると思います。

小学校の送り迎えの際にはどうしても日本人のママたちが固まる傾向にありますし、日本人ママだけでランチに出かけることもままあります。日々の情報交換や息抜きの場所として私も大切にしています。

日本人だけで固まりがちな理由としては、英語に不自由を感じていて、現地のママと仲良くなるのは少しハードルが高いというのもあるかもしれません。まずは学校で子供とママの名前が一致しないと声をかけにくいですし、そこから仲良くなるのはさらに難易度が上がります。

私自身、娘の学校で子供の名前と親御さんの顔が一致する方には挨拶をしたり、タイミングが合えば少し話したりしていますが、もっと英語が流暢だったらなと感じずにはいられません。また働いている方が多いので、「ちょっとランチでも」というのは難しいのかもしれませんね。でも、娘のお友達のママなどプレイデートの約束や公園での世間話など、少しずつ話す機会も増えてきているので、日本人以外のママとの繋がりもできると嬉しいなと思っています。

日本人は固まっているとよく言われますし、実際のところその傾向はあると思いますが、息抜きや情報交換の場として悪いものではないのではないでしょうか。

英語が話せなくても暮らせる?

「駐在妻は英語が話せるようになる方が多いのでは?」と思っていたのですが、一般的なイメージは「英語が話せなくても暮らせる」だそうです。日本人で集まっていることが多いからそういうイメージなのでしょうか。

実際のところ、話せなくてもどうとでもなりますが不自由はすると思います。例えば、スーパーに買い出しに行ったりカフェでお茶をしたりする場合、会話のパータンが分かれば「Yes/No」「Thank you/Sorry」くらいで生活していけますが、子供の学校関連の手続きや日々の連絡なども英語のため、それらも対応しようとなるとある程度の英語力は必要です。

私の周りでは、英語関連は全て旦那さんがやっているという方が多く、そういう場合は英語が話せなくてもある程度快適に過ごせるのだと思います。ただ、プレイデートの約束や子供のトラブルなど自分が主体で動かなくてはいけない時もあるので、言葉は少しでも話せるに越したことはないですね。

ニューヨークに来る前は、「駐在期間中に英語が上達したらいいなぁ」なんて甘い考えを持っていましたが、英語が学校生活で必須な子供たちとは違い、駐在妻は英語がなくても生活していける環境に身を置いているので、自分から動かなくてはいつまで経っても英語は上達しないなと実感している日々です。

まとめ

華やかで自由なイメージを持たれることが多い駐在妻ですが、実際は場所が違うだけで日本にいるときと大差ない生活を送っています。むしろ人によってはキャリアのブランクに不安を持つこともあったり、子供のサポートに追われたりと、楽しいことばかりとはいかないのではないでしょうか。

一方で日本人コニュニティにおけるトラブルは噂されているようなものはなく、快適に過ごすことができています。また、日本からはなかなか行けないニューヨークの色々な場所にも行けたり、いい経験をさせてもらっています。

英語には不便を感じることが多いですが、せっかくの海外生活なので楽しみつつ、こちらでしかできないことにも挑戦できたらと思っています。

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