マンハッタンから橋を渡ったところに細長いルーズベルトアイランドというエリアがあります。マンハッタンとは違いゆったりとした空気が流れ、駐在員にも人気のエリアです。
マンハッタンからルーズベルトアイランドへは、地下鉄かトラムウェイと呼ばれるロープウェイに乗っていきます。
今回はトラムウェイを使いました。
トラムウェイの中からは、イーストリバーと高層ビルを望むことができます。
隣に見えるのはクイーンズボロブリッジ。夜見るとライトアップされてとても綺麗だそうです。
ルーズベルトアイランドに到着しました。
Roosevelt Islandの頭文字を取ったRIのオブジェがあります。
ルーズベルトアイランド側から見たクイーンズボロブリッジ。この辺りは春になると桜が咲き、多くの方が訪れるそうです。
対岸にマンハッタンの高層ビル群が見えます。
こちらの建物に入っているカフェ「The Cafe at Cornell Tech」では、お手頃な価格で美味しいパンやサンドイッチ、ドリンクなどを購入することができます。
我が家もパンとドリンクをお願いしましたが、どれもとてもおいしかったです。
マンハッタンの喧騒とは異なるのんびりとした空気が流れています。
島の先端の方に向かっていくと、鳥が飼われているようなエリアが。これが一体何なのかはわからず。。。
リスもいて、置いてあるバッグの中を物色していました。
さらに先端の方に歩いていくと廃墟のような建物が見えてきます。こちらはSmallpox Hospital(スモールポックスホスピタル:天然痘病院)です。
アメリカで初めて天然痘の患者を受け入れた病院だそうです。
現在は柵の外から見ることしかできませんが、とても雰囲気のある建物でした。
ルーズベルトアイランドの先端に向かうにつれさらにのどかな雰囲気になり、マンハッタンと対照的な空気が流れています。
この辺りはFranklin D. Roosevelt Four Freedoms State Park(フランクリンDルーズベルトフォーフリーダム州立公園)といい、とても綺麗な空間になっています。
島の先端に向かって続く芝生広場の周りには、菩提樹(Linden tree)が並んでいます。6月ごろには花が咲くそうです。
大きな彫刻もあります。
こちらが先端のエリア。開放的で綺麗な景色が望めます。
公園ではPOP-UP Libraryが開催されていました。
絵本やクレヨン、巨大なジェンガなどが置かれていて、誰でも無料で自由に使うことができます。
子供たちは巨大ジェンガに大盛り上がりでした。周りにはテラス席があり、みなさんのんびりと過ごされていました。
州立公園を後にして、トラムウェイの駅から北に向かって歩くと、スタバなどのカフェが並ぶ通りがあります。こちらには薬局もありました。
スーパーはさらに北に行かないとないそうですが、島の中で全てが完結するというのは良いですね!この辺りのマンションには日本人の駐在の方々も多く住まれているそうです。我が家も候補にあがっていました。
マンションの近くには公園があります。バスケットコートが2面に、小さい子用の公園と少し大きい子用の公園があります。
マンハッタンの公園は場所によってはあまり目を離せない雰囲気もあるのですが、ルーズベルトアイランドの公園は日本の公園にいるように少し遠まきに見ていても安心感のある治安の良さでした。
マンハッタンに比べてユダヤ教の方を見かけることが多く、他にも色々な国の方が住われている印象でした。島自体は人も多過ぎず自然が多くのんびりした雰囲気で、駐在の方に好まれるというのも納得の治安の良さでした。
マンハッタンの景色を眺めながらのんびり過ごすなら、ブルックリンブリッジとブルックリンの散策もお勧めです。
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