日本に比べて治安が良いとは言えず、比較的治安が良いと言われる地域でも子供と離れた場所にいるのは危険とされるニューヨーク。子供を遊ばせる公園の安全性について、感じたことをまとめました。
ParkとPlayground
ニューヨークのマンハッタンにはたくさんの公園があります。公園は大きく分けて2種類あり、parkと呼ばれる方は遊具がなく広場や芝生などがある公園で、どちらかというと大人がゆったり寛いでいるイメージです。
一方でplaygroundと呼ばれる方は子供向けの遊具があります。
子供を遊ばせにいくなら主にplaygroundになります。
マンハッタンのプレイグラウンド
マンハッタンといえば人が多く、通りによってはとても治安が悪い場所もあるため、子供と離れて歩くのは危険とされています。とはいえ、公園で子供2人を遊ばせる場合、どうしても上の子から目を離す瞬間ができてしまいますよね。
マンハッタン来て最初に、お子さんがいらっしゃる不動産会社の方に「公園で2人の子供を遊ばせるときどちらかから目が離れてしまうと思うのですが、治安的には大丈夫ですか」とお聞きしたところ、「公園には柵があって出入り口が決まっていること、子連れ以外の人が中に入ると周りの目があることから比較的安全で、日本の公園で遊ばせるのと同じような感覚で遊ばせられますよ」と言われました。
実際にいくつか公園に行ってみた感想としては、「場所によりけり」でした。
基本的にプレイグラウンドと呼ばれる公園の周りには柵があって、出入り口が決まっていて扉も毎回きちんと閉めます。日本の公園のように、どこからでも誰でも入れるような公園ではありません。なので、大人1人で入ってくるような人がいると周りから変な目で見られるのは確実だと思います。
公園によって柵の高さは異なりますが、高いところでは大人の背丈より高い柵があるところもあります。柵が低いところだと大人は簡単に越えてしまえるようなところもあるので、やはり完全に目を離すのは怖いものの、柵が高めで遊んでいる子が多めの公園だと多少は目を離しても大丈夫かなといった印象です。
でもやはり1人で子供2人を連れていく時は念のため防犯ブザーを持たせています。
周りの子たちはというと、平日はほとんどがナニーと呼ばれるシッターさんが連れてきているので、親子できている人はあまりいません。ナニーたちの様子を見ていると本当に人それぞれで、つきっきりでしっかりと相手をしているナニーもいれば、子供達を遊具で遊ばせてナニー同士でおしゃべりをしたりスマホをいじっているような方もいます。様子を見ている限り、子供から多少目を離す瞬間があっても大丈夫そうですが、私はまだ怖くて完全に目を離すのは無理かな。。。と思っています。
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