【ニューヨークのバス】マンハッタンの移動に欠かせない交通手段

ニューヨークではバスでどこにでも行けるというくらいバスがたくさん走っています。バスの特徴、子連れでの乗りやすさについてご紹介します。

ニューヨークのマンハッタン内を走るバスは1両編成と2両編成のものがあり、見た目も様々です。バスの先頭部分に表示があり、どの路線のバスかが数字でわかるようになっています。

マンハッタンの街は京都のように碁盤目状になっているので、○○Avenueの○○Streetでおおよその場所がわかるのでとてもわかりやすいです。その中の主要な通りには路線バスが走っています。

東西と南北に走る大通りに沿って走っているのでとてもわかりやすく、日本のように初めて利用するバスだと行き先がよくわからないということもありません。

アプリを使うとさらにわかりやすくなります。

アプリ上の地図にバス停が出てきて、

自分が乗りたいバス停をタップすると、どのバスが何分後に来るか表示されます。

ニューヨークではバスが時間通りに来るということはほぼないので、このアプリがあるとあとどれくらいでバスが来るのか、そのバスが今どのあたりにいるのかが見られて便利です。

また、アプリ上に今自分がいる場所も映し出されるので、降りたいバス停を逃すこともなく安心して乗車することができます。

バスの車内の様子。前方は横向きの席で車椅子の方や高齢の方の優先席、後方は通常の席になっています。

乗車時は前方のドアから乗り、運賃を支払います。

バスでも地下鉄と同じメトロカードが使えますが、バスではメトロカードのチャージができないので残金があるか気をつけておく必要があります。また、現金の場合は両替ができないので小銭を持っておく必要があるので若干面倒です。しかし、最近はスマホなどでも支払いができるようになり便利になりました。

スマホなどで支払いができるシステムOMNYについては以下に書いています。

乗り口には折りたたみ式のスロープがついていて、車椅子や手押し車の時にはこちらが開いてバスの入り口にスロープができるようになっています。

車椅子の方はそこまで多くないですが、手押し車を押している方はとても多いのでよくこのスロープが稼働している様子を見かけます。

バスを降りたい時は車内に張り巡らされたロープを引っ張ります。日本のようにボタン式ではなくロープなので、どこにいても簡単に手が届き楽です。

治安については、毎回料金を支払うバスは、一度入れば24時間いられる地下鉄に比べて安全と言われています。利用している感覚では、地下鉄に乗ると2〜3回に1回は車内で物売りや叫んでいる人が近くを通ることがあるけれど、バスだとあまりないかなという感じです。とはいえ変な人が全くいないわけではないですが。。。

地下鉄に比べて上り下りがないのでベビーカーでも便利なバスですが、人が多い時や手押し車の方がいる時などはベビーカーが邪魔になってしまうこともあるので、個人的にはバスの方がベビーカーは利用しづらいかな。。。でもどこにでもバスが走っているので、ベビーカーを置いて出かけても比較的移動が楽だなと感じています。

ニューヨークの人はとても親切で、下鉄もバスも子連れだと乗車や降車を優先してくれたり席を譲ってくれたりするので、ありがたいことに子連れでも不便なく移動させてもらっています。