ロッカウェイ・ビーチはマンハッタンから1時間ほどの場所にあるビーチです。東西に長いので、混雑しすぎることもなく海水浴を楽しむことができます。
Rockaway(ロッカウェイ)
ロッカウェイ半島は、ニューヨーク市クイーンズ区の南端にあります。大西洋に面したビーチとボードウォークが約11kmも続き、夏には多くの人で賑わうエリアです。またサーフィン・ビーチとしても知られ、1年中サーフィンができるエリアもあります。
ロッカウェイのビーチとしての歴史は長いですが、2012年10月にハリケーン・サンディによって壊滅的な打撃を受けました。その後再建されたため、プレイグラウンドやビーチが新しく過ごしやすくなっています。
ロッカウェイ・ビーチの様子
ロッカウェイへの行き方
マンハッタンからロッカウェイへは車や電車で行くこともできますが、車がない場合に便利なのがフェリーです。ウォール・ストリート近くのフェリー乗り場から1時間に1便出ています。ロッカウェイまで約1時間ほどで到着します。
ウォール・ストリートの近くには、アレクサンダー・ハミルトンが埋葬されていることでも知られているトリニティ教会もあります。
ウォール街を抜けてフェリー乗り場に向かいます。
その場で並ぶことも可能ですが、少し追加料金を払って予約することもできます。夏休み中の午前中ということもあり長蛇の列ができていました。
予約をしておくと優先的に乗船することができます。フェリーの1階部分はクーラーが効いているので、クーラーの効いた1階に座りたい方は、優先的に乗れる予約がおすすめです。
時間的には電車で向かうのと同じくらいですが、大きめの荷物も持ち込めるので、ビーチチェアやアイスボックスを持っている方や水着のまま乗られている方も多かったです。
フェリーの進行方向右手側からは、自由の女神やワン・ワールドトレードセンターなどマンハッタンのビル街を望むことができます。
途中いくつかの橋もくぐります。こちらはブルックリンとスタテンアイランドを繋ぐヴェラザノ=ナローズ・ブリッジです。
しばらくするとロッカウェイのビーチも目に入ってきて、約1時間で到着しました。
ロッカウェイ・ビーチへ
ロッカウェイのフェリー乗り場から一番近いビーチまでは徒歩10分ほどです。フェリーに乗ってきたほとんどの方がそのビーチに向かい流れていくのでわかりやすいと思います。
また、フェリーの到着時間に合わせてシャトルバスが出ていて、東西に長く続く他のビーチにもいくことができます。
アパートだらけのマンハッタンとは違い、戸建てのハウスが並ぶアメリカンな街並みです。
ビーチの様子
ハリケーン・サンディに破壊されてから再建されたため、綺麗で新しい施設が目立ちます。
トイレや救護室も新しく快適です。
フェリー乗り場から近いビーチは少し波が荒めで、日本で言えば日本海側や鴨川などの海に近いと思います。浅瀬もあるのでこのビーチでも子供と十分に楽しめました。ライフガードの方々も複数常駐しているので安心です。
西側に行くと波が穏やかなビーチもあるようです。のんびり過ごすにはそちらも良いかもしれません。
日本とは違って海の家がないので、パラソルやビーチチェアは全て持参する必要があります。今回うちは娘のお友達のアメリカ人ご家族と一緒に行ったのですが、さすがアメリカ人、ビーチパラソルやビーチチェアも持ってきてくれて助かりました。紫外線が強いので、ビーチパラソルがない場合は日傘等を持って行った方が良いかもしれません。アメリカ人のお友達もベタベタに日焼け止めを塗っていました。
食事についても海の家はありませんが、時々アイス屋さんがきたり、近くにもおしゃれなレストランやカフェがあるので困らないと思います。
ビーチで見つけたこちらのスナホリガニです。英語ではSand Crabというそうです。浅瀬の土の中にたくさんいて、子供たちと一緒に集めて遊びました。
ロッカウェイ・ビーチに頻繁にきているお友達家族もこの遊びはしたことがなかったそうで、子供達が夢中になって遊んでいました。
まとめ
マンハッタンから1時間ほどで来られるロッカウェイ・ビーチ。日帰りでリゾートに来たような気分を味わえるのが最高でした。夏休みの人出は多めですが、混みすぎているということもなく快適に過ごすことができました。ホテルもありますが結構お高めなので、フェリーを使って日帰りされるのがおすすめです。
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