【ニューヨーク:小学生の夏休み】自由度が高く選択肢が多いニューヨークの夏休み

ニューヨーク

ニューヨークの公立小学校の夏休みは約2ヶ月半もあります。期間の長さだけでなく、日本とは違う点が多く、家庭により大きく過ごし方が異なります。

ニューヨークの夏休み期間と宿題

ニューヨークの公立小学校の夏休み期間は6月後半から9月前半まで約2ヶ月半です。日本の夏休みとは違い、宿題も自由研究もありません。

日本での夏休みは、宿題、自由研究、読書感想文、絵画、統計グラフなどたくさんのことにチャレンジして毎日忙しかったのですが、ニューヨークでは宿題が全くないということに驚きました。

ニューヨークの夏休みの過ごし方

長い夏休み期間、現地の子は、サマースクールに行ったり、おじいちゃん・おばあちゃんのお家に行ったり、旅行に行ったりさまざまな過ごし方をしています。

日本人の友人たちは、今年はコロナが少し落ち着いてきたこともあり一時帰国する人が多かったです。一時帰国しない子たちはサマースクールや旅行に行って過ごす子が多かったように思います。

季節感も日本とは違い、お盆、夏祭り、花火などの夏の風物詩は特になく、公園で遊んだり、水遊びをしたり、ビーチに行ったり、バーベキューをしたりといった感じです。唯一、7月4日の独立記念日は盛大に花火が上がりとても印象的なイベントでした。

我が家の夏休み

我が家は一時帰国をしなかったので、2ヶ月半の長い夏休みをどのように過ごすか考えました。

サマーキャンプ

まず候補に上がったのが、現地の子も多くの子が行くサマーキャンプです。勉強系、運動系、芸術系、自然系など、いろいろな団体がサマーキャンプを主催していて、それぞれの家庭で申し込んで参加します。ニューヨークのマンハッタンのサマーキャンプの相場は、1週間8,00〜10,00ドルくらいとかなり高めです。

ニューヨークでは、公立小学校で行われる「サマーライジング」という無料のサマープログラムもあります。一般的なサマーキャンプが高額なのに対してサマーライジングは無料なこともあり、申し込み開始後あっという間に定員に達するという人気ぶりです。複数の学校の子が集まるので、違う学校の子とも知り合う機会になる一方で、同じ学校からの友達はかなり限られるのが難点でもあります。

サマーライジングの口コミも結構よかったのですが、娘は参加したいサマーキャンプがあったので1ヶ月半ほどはそちらに参加することにしました。友人たちもさまざまなサマーキャンプに参加していますが、高額なだけあってどこも満足度が高いようです。娘も「早く寝て、早く明日にならないかな」と毎晩言うほど楽しんでいました。

旅行

サマーキャンプに参加した後は旅行に行きました。サマーキャンプは6月後半から始まり7月末か8月前半で終わるところが多いので、8月後半や9月前半に旅行に行く人が多かったです。他の州では8月中旬で夏休みが終わるところもあるので、8月後半になると旅費がリーズナブルになったり人出が減ったりするのでありがたかったです。

その他

他にも、仲良いお友達とプレイデートスリープオーバーをしたり、習い事に通ったりしました。また、サマーキャンプがない期間には、普段やっているスマイルゼミの1日あたりの数を増やしたり、集中的に漢字学習をしたりしたり、美術館や博物館に行ったりして過ごしました。

まとめ

2ヶ月半もの長い夏休みを子供たちとどうやって過ごそうかと思っていましたが、意外にもあっという間に終わってしまったという感じでした。日本と大きく違ったのは、宿題がない分自由度が高いこととサマーキャンプが充実していることかなと思います。

また、マンハッタンには多くの美術館や博物館があるので、気軽に子供と訪れることができるのもよかったです。娘はブロードウェイミュージカルもとても印象に残っているそうです。

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