子供向けの室内遊び場があると聞いて気になっていたブルックリン・チルドレンズミュージアム。平日に3歳の息子を連れて行ってきました。3時間の入れ替え制ですが、時間が足りないくらいいろいろな遊びができるとても楽しい施設でした。
予約方法
事前にウェブ上で予約ができます。2022年7月現在、10〜13時と14〜17時の二部制になっていて、13〜14時の間に清掃を行われているそうです。
入場料金は大人子供ともに13ドルですが、ニューヨーク公共図書館のカードを持っている方は「カルチャーパス」を使えば2名まで無料で利用できます。カルチャーパスを使う場合は事前予約ができないので、混んでいなさそうな日に使うのが良いと思います。
ブルックリン・チルドレンズミュージアム
行き方
ブルックリン・チルドレンズミュージアムは、地下鉄の2、3、4番が通っているKingston Avenue駅から徒歩で7〜8分ほどの場所にあります。
ブルックリンは治安が悪い地域も多いので初めて行くときは心配していたのですが、Kingston Avenue駅を出ると綺麗な街並みが広がっていました。ユダヤ教の方が多い地域のようで、厳格なユダヤ教徒がしている格好をされた方が多く歩いていました。
チルドレンズミュージアムの横にある公園の辺りから少し雰囲気が変わる感じがしましたが、特に危ないという感じではありませんでした。
こちらがチルドレンズミュージアムの外観です。
午後の部の10分前に着いたのですが、すでに10組ほどが並ばれていました。カルチャーパスを使う場合は事前予約ができないので、現地に行って入れなかったらどうしようかと思いましたが、大丈夫でした。
館内
1階
入り口を入ってすぐ見えるのが、Bobye List Streamです。トンネルの中を水が流れています。
トンネルの右側は、アメリカの自然の生態系を展示しているNeighborhood Natureです。鳥や亀などの剥製が展示されていました。
鳥の鳴き声を聞けるボタンがあり、ミュージアム(博物館)の名の通り子供が遊びながら学べる工夫がされていました。
こちらはさまざまな生き物とその糞をマッチングさせる遊びです。
そしてこちらが牡蠣漁をテーマにしたエリアです。
砂場、ボート、本が読めるエリア、小さな水槽などがあり、広々と遊ぶことができました。
ラッコと背比べができる場所もありました。
World Brooklynには、砂場以外にも木の野菜を植えたり収穫したりして遊ぶおもちゃがありました。
その先は世界各国のお店エリアになっています。
こちらはピザ屋さん。布でできたピザ生地や具材でピザを作ることができます。
こちらはアフリカンマーケット。
カリビアンのお店には、カリビアンのフェスティバルやデザインに関する展示があり、中で衣装をデザインしたりして遊べるようになっていました。
叩く位置で音が変わるドラムを叩いてみることもでき、子供だけでなく大人にも大人気でした。
こちらのスーパーにはレジや商品棚があり、お買い物遊びができるようになっていました。
こんなハーブとスパイスも。
こちらはベーカリー。
小麦粉や砂糖に見立てた袋の重さを測ったりしてパンを作る遊びができます。
生地を焼く窯もありました。もちろんおもちゃなので熱くなりません。
息子が大喜びだったのが、入り口近くにあるTotally Totsというエリアです。水に濡れないようにエプロンをつけて水遊びを楽しむことができます。
水鉄砲を的に当てる遊びもできます。
2階
2階には家の中を再現したおままごとスペースがあります。柔らかいブロックのエリアやキッチンがあり、楽しい空間になっていました。
こちらの現代と昔の家を比較した模型が面白かったです。
また、2階にはTape Spaceというビニールテープで作られた遊具のエリアがありました。こちらだけは靴を脱いで入りました。
私が面白いなと思ったのはこちらの段になっているスペースです。
地層を再現していて、下から上に上がるにつれて土の中に入っているものが現代のものに近づいていきます。
こちらは砲弾だそうです。
最後はブロックやメトロカード。
斬新な展示で面白かったです。
2階にあるColor Labは、工作やお絵かきができるワークショップスペースになっています。
スタッフの方が教えてくれ、ペンやワイヤーを使ったアートを作ってみることができます。
ブルックリンの街を小さく再現したアートで、金網のフェンスに紐や布で市民の方々が作られたアートを参考にしています。
このアート、実はブルックリンだけでなくマンハッタンでも見かけることがあり、無機質なフェンスがカラフルな色の絵や文字などで綺麗なアートに仕上がっています。
まとめ
ブルックリン・チルドレンズミュージアムは少し古めではありますが、子供が好きな遊び場がたくさんある施設でした。ミュージアムという名前の通り、遊びを通して様々なことが学べるようになっていて、大人も子供と一緒に楽しむことができました。
いろいろな種類の遊びができるので、動物が好きな子も、ごっこ遊びが好きな子も、モノづくりが好きな子もみんな楽しめる場所だと思います。
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