アッパーイーストサイドにあるクーパー・ヒューイット・スミスソニアン国立デザイン博物館は、生活の中にあるさまざまなものとデザインの関係性を感じられる博物館です。アンドリュー・カーネギーの旧邸宅を利用しており、その豪華な内装や外観も見所の一つです。
COOPER HEWITT (クーパー・ヒューイット・スミスソニアン国立デザイン博物館)
クーパー・ヒューイッ・、スミソニアン・デザイン博物館は、実業家ピーター・クーパーの孫サラ・ヒューイットとエレノア・ヒューイットによって1897年に設立されました。
建物は産業界の大物アンドリュー・カーネギーの旧邸宅を利用しています。なんと64もの部屋がある大豪邸です。アンドリュー・カーネギーは慈善事業にも力を入れており、カーネギーホールを創設した人でもあります。
クーパー・ヒューイット博物館にはカフェが併設されており、カフェだけであれば入館料なしで利用することができます。
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クーパー・ヒューイット・スミスソニアン国立デザイン博物館の様子
予約
ウェブ上から事前予約ができますが、カルチャーパスを使う場合は直接カルチャーパスを受付に提示しました。時間指定をしなくて良いので気軽に行けます。
行き方
クーパー・ヒューイット・スミスソニアン国立デザイン博物館は、5th Avenueの90th Streetと91st Streetの間にあります。
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美術館の入り口は91st Street側です。
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館内
ミュージアムは3階建てになってい、て2022年8月現在、それぞれのフロアの展示は以下のようになっていました。
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1階
入り口を入ってすぐにあるのが、画面上で様々なデザインを作ってみられるスクリーンです。絵を描いたものがそのまま形になるわけではなく、地図のように位置が把握されそれが中心を軸として回転したものが自動的に画面に映し出されます。
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1階にはデザインに関する展示のブースがあり、ビーズ、ファブリック、装飾品などが展示されていました。
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もう1つの部屋には、「伝染病とデザイン」をテーマとした展示が行われていました。
医療機関で使う、パルスオキシメーターやコロナ検査キットなどがデザインという観点から展示されていました。
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こちらはマスクの展示です。
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さらにSNSで見たことがあるような斬新なデザインのマスクもありました。
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他にも医療系のものに関するデザインの展示が多くありました。
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1階にはミュージアムショップがあり、ビーズでできた洋服やデザイン性のある雑貨と一緒に、日本の色鉛筆やお箸なども売られていました。
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アンドリュー・カーネギーの旧邸宅を使った博物館ということもあり、階段やその壁や天井の装飾も凝っています。
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2階
2階には植物とデザインに関する展示がありました。
こちらはワシントンDCにある国立アメリカ歴史博物館から貸し出されている植物模型です。
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「BOTANICAL EXPRESSIONS」では、ボタニカルに焦点を当てたデザイナーたちの作品が展示されていました。
あの有名なティファニーの創業者チャールズ・ルイス・ティファニーの息子であるルイス・コンフォート・ティファニーの作品もありました。
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細部まで凝っている装飾が印象的です。
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娘が一番楽しんでいたのが「IMMERSION ROOM」です。部屋いっぱいのスクリーンに自分でデザインした絵を投影して見ることができます。
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2階には他にも、ヒューイット家に関する展示などがありました。
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3階
3階は「DESIGNING PEACE」という展示で、平和とデザインに関する展示が行われていました。
銃弾を敷き詰めてできたカーペットは斬新ですが、娘はちょっと怖かったようです。
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こちらは警棒でどの部分を叩かれたらどの程度のトラウマになるかというチャートのようです。
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また面白かったのが、アメリカとメキシコの国境に設置されたTeeter-Totter Wall(シーソーの壁)の模型です。
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実際の映像も流れていましたが、国境の壁を挟んで人々が笑顔でシーソーをしている姿が印象的でした。
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カフェ・テラス&ガーデン
1階のミュージアムショップはカフェにつながっていて、こちらで軽食やドリンクを買うことができます。
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暑いので中で外を眺めながら食べることもできますし、外に出て綺麗なお庭を見ながら食べるのもいいですね。
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カフェの入り口から出たところにあるお庭「アーサー・ロス・テラス&ガーデン」は、90th Street側の入り口から無料で入ることができます。
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美しい建築に夏の緑が映えてとても綺麗なお庭でした。
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まとめ
生活の中にあるデザインについて見ることができるクーパー・ヒューイット・スミスソニアン国立デザイン博物館は、一風変わったものが多く展示されており面白かったです。
娘には少し難しかったようですが、インタラクティブなスクリーンを使ってデザインをしたり綺麗なお庭を見ながらのカフェタイムができたのが楽しかったようです。
近くには螺旋状の構造で有名なソロモン・R・グッゲンハイム美術館もあります。
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