BEAUTY THE BIBLE エピソード4「わたしカラーメイク」で紹介されたアイテムをまとめました

美容・健康

2019年12月22日放送のビューティザバイブル(シーズン1エピソード4)「わたしカラーメイク」で紹介されたメイクアイテムとテクニックをまとめました。今回はヘア&メイクアップアーティストの長井かおりさんが大人ができるカラーメイクを紹介されています。カラーメイクと聞くとちょっと奇抜なイメージもありますが、イメージしていたものと違って取り入れやすく、テクニックも日常のメイクの参考になるものがたくさんありました。

BEAUTY THE BIBLE

田中みな実さんらMC3名が美容のプロをゲストに迎え美容について学ぶ、美容・コスメ×HOW TO×トーク番組。

シーズン1の全10エピソードについては以下にまとめています。

2020年12月に待望のシーズン2の放送も始まりました!

肌のパーソナルカラー診断

イエベ肌・ブルベ肌

カラーアナリストの工藤亜記さんが肌のパーソナルカラーについてご紹介されました。

肌の色は大きく分けてイエローベースとブルーベースに分かれていることはご存知の方も多いと思います。

  • イエローベース:暖色系、暖かみを感じる色
  • ブルーベース:寒色系、涼しげな色

日本人は基本的にイエベ肌かと思いがちですが、MC3人のうちイエベ肌は福田彩乃さんだけで、田中みな実さんとわたなべ麻衣さんはブルベ肌だそうです。意外ですね!

カラー診断は、今までは色々なカラーの布を顔まわりに当てて似合う色を決めていくドレーピング診断が主流でしたが、ドレーピング診断だけだと本当の答えがわからないという方がいたそうです。そこでより分かりやすく肌の色のカラー診断をするために開発されたのが、こちらのパーソナルカラーコスメ。

アブンダンティア エッセンスファンデーション

全6色のファンデーションを自分の肌に乗せていくことで、自分に似合う色を診断できるパーソナルカラー判定キットです。

腕などの肌に伸ばしていき少し時間をおくと、浮いてくる色とぴったりの色が見分けられます。これは補色の原理になっていて、自分の肌の色と合わない色はくすんで浮いてくるので、浮いてくる色がブルーベースならイエベ肌となります。普段ファンデーションが長時間経つとくすんでくると感じている人は、自分の肌のベースカラーと違うカラーを使っているからだそうです。

似合うカラーが見つかったら、日焼けをしても歳を重ねてもそのカラーは変わらないそうなので、知っておくと一生役に立ちますね。イエベ肌かブルベ肌かを知れば色選びの幅が広がり、どんどん美しく演出できるようになるというのも納得です。

Amazon等での取り扱いはありませんでしたが、アブダンティアのオンラインショップで購入できます。

カラーメイク

いよいよカラーメイクレッスンです。

MCの方々も「日本人がカラーメイクするのって難しくない?」「ちょっと抵抗がある」とおっしゃっていましたが、私も若い頃ならともかく、今カラーメイクはかなり抵抗があり、実はあまりこの放送回に興味がありませんでした。でも実際見てみると、すごく面白いテクニックやヒントが詰まっていてとても参考になりました!

エピソード4のゲスト:長井かおりさん

カラーメイクのスペシャリストとして今回メイクを教えてくださるのは、いろいろな雑誌で活躍されている長井かおりさん。美容部員として百貨店に勤務されていたご経験もある方で、モデルさんや女優さんのヘアメイクを手がけるヘア&メイクアップアーティストです。

カラーメイクをより自分たちの生活に取り入れやすくするためにどうすればいいかを教えてくださいました。

まず一番取り入れやすいのは、リップに洋服に合わせたカラー入れる方法。少し前までは「1箇所を目立たせてあとは引き算を」いうセオリーがありましたが、今は取り入れやすいコスメもたくさん出てきていて「2、3箇所取り入れてもOK」な感じになってきているので、どんどん挑戦してほしいとおっしゃっていました。長井さんもこの日は紫のチークをされているとおっしゃっていましたが、全く違和感がありませんでした。商品だけ見るとギョッとするような色でも、つけてみると意外と馴染むものが多いそうです。

長井かおりさんおすすめの「大人ができるカラーメイク」

まずカラーメイクのポイントとして、洋服に入っている色を使うと挑戦しやすいそうです。

Case1:オフィス

カラーメイクのイメージがないオフィスですが、オフィスでも取り入れられるカラーメイクを紹介されました。

普段はオフィスだとベージュやブラウンを使うことが多いと思いますが、その普段のメイクにカラーの遊びを入れるといいそうです。アイシャドウやリップのカラーメイクでキーになるのは「ベージュニュアンス」。つまりブラウンやベージュを少し感じるようなニュアンスの色を選ぶといいそうです。

今回は、オフィスをイメージして、水色系の透け感のあるブラウスにブラックのパンツを合わせたモデルさんにメイクをしていきました。

【オンリーミネラル】ミネラルピグメント スターアニス

まずはアイシャドウ。ブラウンのアイシャドウを使うと、彫りを深く見せてくれて目力をキープできるそうです。

このアイシャドウは、長井かおりさんが監修されたもので、粒が柔らかいのでフレッシュで発色がいいのが特徴だそうです。ミネラル 100%で石鹸で簡単にオフできます。

こちらを、左手の甲でなじませてから使います。指で全体に押し当ててようにつけて、少しずつ重ねていき、目を開いた時のバランスも見ながら調整していきます。彫りを深く見せるためなので、アイホール全体に入れると良いそうです。手に馴染ませて余っているものをすこしつけて、下瞼全体にもつけます。下瞼全体は意外ですね!ぱっと見は結構は発色の良いカラーなのですが、この方法でつけると柔らかい感じに仕上がっていました。

【キャンメイク】メルティールミナスルージュ04

リップもベージュニュアンスのカラーを使います。ブラウン系のリップを使うと顔色も良く見えるそうです。

こちらはキャラメルテラコッタというカラーで、自分の唇の色を生かしながらちょっと染めてくれる感じで「塗った」感がないところがおすすめポイントだそうです。勝手なイメージ、メイクさんがプチプラのメイクアイテムを勧めるのが意外でしたが、挑戦しやすくて良いですね!

こちらをリップに直接スティックで塗っていました。青系の服にブラウン系のリップが意外でしたが、違和感なく自然に仕上がっていました。

【rms beauty】プレスドブラッシュ クラッシュドローズ

オフィスでは好印象なメイクが必要なのでチークはマストだそうです。

結構はっきりとした色合いですが、メイク方法次第で自然に仕上がります。筆でポンポンと少しずつ両方頬に乗せていきます。広く全体に乗せて肌が少し血色を帯びている感じにするのがポイントで、自然な血色に見えました。これはエピソード2で林由香里さんもおっしゃっていましたね。

オフィスでのカラーメイクは色味をまとめて大人っぽく。これなら取り入れやすいですね!

Case2:女子会

次に女子会の設定で、赤いワンピースを着たモデルさんにカラーメイクをします。

女子会でのカラーメイクのポイントとしては、服に合わせたカラーリングにし、少しだけあえて差し色を入れて遊ぶといいそうです。

まず普通のメイクとカラーメイクとの違いを見せるために、一度メイクを軽くオフしました。この時のテクニックは撮影のメイクチェンジの時などに長井さんが使われている方法だそうで、メイク直しの参考になりとても面白かったです!

  1. 使い捨てのメイクスポンジとマルチオイルやバームを用意する。
  2. オイル(or バーム)とファンデ(or コンシーラー)を1:1くらいの割合でスポンジにつけて混ぜて、クッションファンデ風にする。
  3. スポンジを一度左手の甲でなじませてから使う。
  4. チークはポンポン軽く叩く。気になるなら軽くスライドさせてもOK。
  5. リップやアイメイクも薄ければこれでOK。

メイクを半分落として半分重ねるイメージだそうです。厚塗りにならず艶が出るとのことで、本当に色は落ちているけどメイクは崩れていませんでした!そしてアイメイクもきちんとオフされていました。

オイルを混ぜているので気になるのは日焼けですが、日焼け対策にはこの後に軽くパウダーを重ねるのがおすすめだそうです。

カラーメイクは順番が大事だそうで、今回は一番発色させるのをリップにしたいので、最後に塗りがちなリップから今回は塗ってみるとのこと。唇に合わせたパーツメイクにするとバランスが取れるそうです。

【ジバンシイ】ルージュ・ジバンシイ 218

紫っぽいカラーのリップです。これだけみると結構奇抜な色ですよね。。。

このリップを、スティックを少し長めに出して、スティックの先端ではなく後ろ側の側面で引きずるようスッスッと数回に分けて塗ります。全体に塗るというよりかすれている感じです。最後にしっかり唇をすり合わせることで濃すぎないリップになるそうです。色の濃さは他のパーツメイクをしたあと足りなければ足せばいいので、ここでは60〜70%くらいの色出しが目安とのことでした。確かに奇抜な色からは想像できないさりげない色合いでした。

【オンリーミネラル N by ONLY MINERALS】ミネラルソリッドチーク コンプリート 02 CHANCE

ミネラルコスメブランドの「オンリーミネラル」から今年12月に新しく展開されたメイクアップライン「N by ONLY MINERALS(エヌ バイ オンリーミネラル)」は、長井かおりさんがプロデュースしているラインです。こちらは、そのN by ONLY MINERALSのクリームチークです。

深い色でセクシーで愛らしい血色を出せるそうです。クリームを選択したのは、一度オイルが混じったものでメイクオフしているので、パウダーで重ねる広がらずにつきすぎるから。オイルと質感を合わせるためにクリームが良いとのことで納得ですね。

先程のメイク直しのスポンジをそのまま使うことでさらに肌なじみしやすくなります。先程のスポンジにこちらのチークをつけて、一度スポンジを左手の甲につけてから使いいます。スポンジにオイルが付いているので、擦ると下のメイクまで剥げてしまうため、擦らずに押すようにしてつけます。範囲は目の下から横に広がる部分です。

スポンジを使うと下のメイクをはがしてしまうリスクが少なく、メイクの失敗が少ないため、クリーミーなコスメはスポンジがおすすめとのことでした!

【レブロン】スキンライト プレストパウダー N104

ラベンダー色のパウダーで肌を白く見せ透明感を出せるそうです。フェイスパウダーも擦らずにブラシで顔全体に軽く押してのせていました。

【ランコム】イプノパレット15

MC3人がざわついたカラー。今回赤色の服でしたが、服にない色もポイントで狭い範囲に入れるのであれば使えるそうです。

白いアイシャドウをアイホールより広めプラス目尻の横、目頭につけてハイライトにしてぬけ感を作ります。ここにさらにゴールドを混ぜると彫りが深い目元になるそうです。その後、ラメとマットの青を左手の甲で混ぜてから、下瞼の目尻4分の1くらいにチップを横にしてチョンチョンっと少しだけのせます。「狭い範囲」ということで、上瞼ではなく下瞼というのがポイントだそうです。濃いなと思ったら白を重ねて抑えることもできます。

「カラーメイクの濃い目の色は、挿し色でピアスとかのアクセサリー感覚で少しだけ」がポイントだそうで、確かにそういう感覚なら楽しめるかもしれないなと思いました!

今回、「メイクは一度左手の甲でなじませてから」「発色の良いリップのカサカサ塗り」「スポンジを活用したメイク・メイク直し」など、日常使えるテクニックが満載で、とても面白かったです。また、カラーメイクと聞くと「アイシャドウに緑」のような奇抜なイメージですが、全然違って、日常生活に取り入れやすい参考になるものでした。

シーズン1の全エピソードについては以下にまとめています。

BEAUTY THE BIBLE シーズン2の放送も始まりました!

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