【イーストリバーのフェリー】マンハッタンの街並みと橋を眺めながらのんびりクルーズ気分を

ニューヨーク

2017年に就航した新しい交通手段「NYCフェリー」。1回4ドルで乗れ、のんびりとしたクルーズ気分を味わえます。

NYCフェリー

NYCフェリーは2017年に就航した、ニューヨークの新しい交通手段です。周りを川や海に囲まれているニューヨークならではの乗り物で、地下鉄やバスとは違ったゆったりとしたクルーズ気分を味わうことができます。

複数のルートがあり、マンハッタン内だけでなくマンハッタンとスタテン島、ロングアイランドシティ、ガバナーズアイランド、ロッカウェイなど、さまざまな場所を繋いでいます。

チケットはフェリー乗り場でも購入することができますが、便利なのはNYC Ferryというアプリで、ペーパーレスでいつでもチケットを購入することができます。2023年8月時点の料金は1回4ドルです。

NYCフェリーの様子

さまざまなルートがありますが、今回は現地の方に一番おすすめだよと教えていただいたニューヨークの橋をたくさん見ることが出来るSoundviewルートをご紹介します。

Soundviewルートはブロンクスの方から始まるルートですが、マンハッタン内ですとアッパーイーストサイドの90th Streetから乗ることができます。

90th Streetのフェリー乗り場の近くには、Gracie Mansion Conservancyがあり、月曜日にはツアーで内部を見ることができます。日程が合えばフェリーに乗る前にツアーに行かれるのも面白いと思います。

フェリー乗り場ではスタッフの方にチケットを提示して乗船します。地下鉄やバスに関しては時刻表があるようでないニューヨークですが、フェリーに関しては比較的時間通りに運行されていることが多いです。

フェリーの1階部分は空調が効いており、トイレや売店もあるので子連れでも安心して利用することができます。2階はオープンエアで、天候が良い日には気持ち良い風に当たりながら景色を見ることができます。

右手にマンハッタン、左手にルーズベルトアイランドを見ながらイースト側を下っていくと、まず最初に見えてくるのが、1909年に開通したクイーンズボロ橋です。橋のマンハッタン側の59th Streetと60th Streetの間にあります。

横にはマンハッタンとルーズベルトアイランドを結ぶトラムがあります。トラムから見るクイーンズボロ橋も素敵です。

そしてその後2つのフェリー乗り場に寄った後、次に見えてくるのが、1903年に開通したウィリアムズバーグ橋です。マンハッタン側ではロウアーマンハッタンに位置します。

そしてPier11に近づくと2つの橋が続けて見えてきます。まずは1909年に開通したマンハッタン橋です。

ブルックリンDUMBOのフォトスポットの背景としても有名な橋ですね。色味がとても綺麗です。

そして最後がブルックリン橋

マンハッタンからブルックリンまでを歩くことができる人気の橋です。

90th Streetのフェリー乗り場を出発して30分ほどで、ウォール・ストリート近くのPier11に到着しました。お天気も良くて景色や橋が綺麗に見えて最高でした!

Pier11からはロッカウェイ・ビーチへのフェリーも出ています。マンハッタンから日帰りで気軽に行けるため、夏場には多くの方が訪れるビーチです。

今回のルートと同じように90th StreetからPier11に向かうフェリーには、他にもAstriaルートがあります。こちらは、ルーズベルトアイランドとロングアイランドの間を抜け、ルーズベルトアイランドMoMA PS1のあるロングアイランドシティ、マンハッタンのミッドタウンブルックリンに寄りながらPier11に向かうルートです。

時間としてはSoundviewルートの約2倍の50分を要します。料金は一律なので、ゆっくりフェリーを楽しみたい方や、ロングアイランドシティやブルックリンの方に行ってみたい方はこちらもいいですね。

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