【NYワクチンパスポート提示の必要性】ニューヨークのどんな施設で提示が必要?

ニューヨーク

ニューヨークでは、屋内飲食や屋内アクティビティで新型コロナウイルスのワクチン接種証明書の提示が義務付けられています。実際に生活する中でどんな施設で提示を求められたか、日本のワクチン接種証明書は認められたかなどについてご紹介します。

ニューヨークとワクチンパスポート

ニューヨークでは2021年9月、屋内での飲食やアクティビティを利用する際に新型コロナウイルスのワクチン接種証明を提示する事が義務化されました。ルールに従わないお店や施設には罰金が課されることから、各施設ルールを守っているであろう事が想像できます。

ワクチン接種をしていないと行動が制限されるこのルールですが、実際1ヶ月ほどニューヨークで暮らしてどの程度提示を求められたか、また日本のワクチン接種証明書の有効性についてご紹介します。

日本のワクチン接種証明書の有効性

日本のワクチン接種証明書のニューヨークでの有効性については以下に書いています。

明確に有効と記載されているわけではありませんが、在ニューヨーク日本国総領事館によると、NYC Mayor’s office for international affairsに確認した結果「日本の証明書は有効であり,証明書の提示を歓迎する」とのことだったようです。ただし、「証明書の受入れについての最終的な判断は事業主(施設側)にあり,NY市はこれを指導する立場にない」とも付け加えられています。

ワクチン接種証明書の提示状況

1ヶ月ほどニューヨークで暮らしている中で、どの程度ワクチン接種証明書の提示が必要だったかをご紹介します。我が家は日本のワクチン接種証明書しか持っていないので、基本的にはパスポートとセットで提示することになります。日本のワクチン接種証明書が有効だったかどうかについてもあわせてご紹介します。

ワクチン接種証明書の提示を求められたところ

小学校

現在ニューヨークでは、基本的に保護者は学校内に入る事ができません。日本にいた時は対策しながら参観日やPTAの活動などもありましたが、ニューヨークでは市から保護者の立ち入りが禁止されています。

唯一子供の小学校の編入手続きをする際に学校に入館しましたが、入館時にはワクチン接種証明書の提示が必須でした。編入手続きなので当たり前ですが、学校では日本のワクチン証明書が有効でした。

手続きをするための事務には入る事ができましたが、その他の学校施設を見学することなどは禁止されていました。

IKEAのレストラン

新居の家具などを見にいった際にIKEAのレストランを利用しましたが、屋内での飲食なのでワクチン接種証明書が必要でした。

店員の方は日本の証明書は初めて見るような感じでしたが、英語も併記されているのでしっかり中身を確認して快く通してくれました。

他のレストランでも基本的に証明書の提示が必須ですが、それぞれのお店が工夫して外にテラス席などを作っていて、そこでの飲食であれば不要であることも多いようです。

アメリカ自然史博物館

アメリカ自然史博物館も屋内のアクティビティなのでワクチン接種証明書の提示が必須と明記されています。ありがたいことに、他国のものも認めるとも明記されているので安心して入館できました。スタッフの方も慣れた様子でさらっと確認して通してくれました。

美術館・博物館は証明書の提示が必要で、メトロポリタン美術館なども提示が必須となっています。

イントレピッド海上航空宇宙博物館

航空母艦がそのまま博物館になっているイントレピッド海上航空博物館。こちらも博物館なのでワクチンパスポートの提示が必須です。

ウェブサイトにも明記されている通り、他国である日本のワクチン接種証明書でも全く問題ありませんでした。

セントラルパーク動物園・ブロンクス動物園

屋内展示施設があるため、ワクチン接種証明書の提示を求められました。パスポートと共にしっかりと確かめられましたが、日本の証明書でも問題なく入る事ができました。

一方で屋内施設がないTisch Children’s Zooでは証明書の提示は求められませんでした。

屋内展示

ハロウィンに向けてパンプキン・パッチに行った時、屋内施設の展示に入るのにはワクチン接種証明書が必要でした。

屋内では証明書の提示が必要だったのに対して、パンプキン・パッチの会場は屋外ということもあってほとんど誰もマスクをしていないのには驚きました。

室内でも証明書が不要だったところ

ニューヨーク公共図書館

屋内施設でも図書館では提示を求められませんでした。

日常的に利用する分館でも提示を求められたことはありません。

フェリー

自由の女神や他の島に行くためのフェリーは、デッキはオープンスペースですが船内部分は室内です。室内を利用する場合でも、特にワクチン接種証明書の提示は求められませんでした。

自由の女神があるリバティ島のレストランは屋内飲食には証明書が必要となっていましたが、実際にはテラス席のみが利用でき、そこでは証明書は不要でした。

地下鉄・バス

地下鉄やバスも閉鎖空間ではありますが、証明書の提示は不要です。ただし、他の室内施設同様マスクの着用は必須とされています。

スーパー・薬局・その他お店

日常的に使うスーパー・薬局・その他のお店などでは証明書の提示を求められたことはありません。ただしホールフーズのイートインスペースのように店内飲食のスペースでは定時を求めていました。

病院

小学校編入のための検診を受けた病院でも、ワクチン接種証明書の提示は求められませんでした。ただし、マスクの着用はしっかりと管理されていました。

まとめ

屋内飲食や屋内アクティビティでワクチン接種証明書の提示が義務付けられたニューヨークですが、室内だからといって必ずしも提示を求められるわけではありません。

1ヶ月暮らした感じでは、子供の小学校の手続きを除いて日常生活を送るには証明書がなくても暮らしていけますが、せっかくのニューヨーク生活を楽しもうと思うと、やはり接種証明書はあった方が良いかなと思います。11月8日からアメリカ入国にはワクチン接種証明書が必要になるので、ニューヨークに来られる際も皆さん接種証明書は持たれていると思いますが。。。

我が家は日本の接種証明書をスマホで写真に撮ったものを提示していますが、今まで電子だからという理由やアメリカのものではないからという理由で断られたことはありません。お出かけの際には電子的にでも証明書を携帯しておくと安心です。

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